ホテルに戻り、友達はインフィニティプールを堪能するそうな。
では自分はホテル敷地内を散策しよう。
湖が目の前だから、畔まで行ってみるか。
では自分はホテル敷地内を散策しよう。
湖が目の前だから、畔まで行ってみるか。
と、何か洗っている。
象だ!
ヘリタンス・カンダラマでは象を飼っていると何かで読んでいたし、前日に遠くから見かけてもいた。
私に気づいた人たちが「おいでおいで」と言うので、靴を脱いで湖に入る。
ブラシはココナッツの殻の裏の硬い繊維なのか。
象の名前はモニカというそうだ。
気持ちよさそうに水に半身を浸している。
おじさんが手伝ってとココナッツブラシを手渡してくれる。
象って硬いんだねえ。毛も細い針金のよう。
サファリツアーや象の孤児院ツアーを予定から外す程度の動物に対する興味だけど、こうやって偶然に出会えるのは嬉しいし、揚がる。
後から調べたら、エレファントライドなどのアトラクションがあるのだった。
働かせる分、ちゃんとケアをしている様子。
濡れてしまった足が乾くまで、裸足で歩いて戻る。
裸足で土の上を歩くなんて、いつぶりだろう?
すっかり甘やかされた足の裏は、小さな小石や枝でさえ痛く感じる。
2泊してホテルの敷地内をぶらつく時間を取って、良かった。
1泊だけではもったいないかもしれない。
敷地内の建物から離れたエリアに自然を楽しめる公園などを見かけた。
ヨーロッパから来ている中には、数日滞在して、ここの自然に癒されながら近隣の遺跡をゆっくりと巡る人も多いよう。
さて、予約していたスパでシギリヤ&ダンブッラの疲れを取ろう。
ホテル内のシックスセンシズ。
施術後、油まみれで部屋に戻り、シャワーを浴びてダラダラ。
ホテルが快適だと、せっかちな人間もゆったりと過ごせるもんだ。
2日目の夕食は、ホテル内のアラカルトレストラン、Karudiya Restaurantで。
ヒュージョン料理だそう。
大海老のグリル、リークの蒸し煮、炒めた桃、トマトとライムのマーマレード。
全体にバルサミコソース的なもの。
うーん、普通。
こちらは、シグニチャーのシーザーサラダ、伝統的なつけ合わせ添え。
海老のグリルと半分で焼いたニンニク、カリカリパンがのっている。
それらがなにか絶大な効果を発揮しているかというと、まったくそんなことはなく。
メインはスリランカらしさがあるメニューを選ぶ。
トラディショナルスリランカカレー。
バナナの葉で包まれて蒸された赤白ご飯に、各種カレーや炒め物、サンボルをかけて。
これは美味しい。
レストランの料理らしいコクやキレが感じられる。
サワラのグリル、ホウレンソウとカシューナッツのカレー、ココナッツライス。
こちらもちょっとモダンさが感じられるスリランカカレーで、前菜の落胆を補った。
ここではメインだけで十分だと知る。
量的にもね。
ビールはライオンだし、高い輸入ワインをここで飲まなくても良いかと水で済ませた。
部屋に戻ってお楽しみのウィスキータイム。
今回の旅行中、毎晩繰り広げられたのでした。