2017/01/05

ヘリタンス・カンダラマ朝食ビュッフェ : スリランカ2日目、3日目

鳥や虫の声で目覚める朝。
ぼんやりと日が昇るのを眺めたり。

朝食はビュッフェ。
料理はやはりインターナショナル。

朝のほうがサンボルの種類が豊富。
チリサンボルやオニオンサンボルなど。
スリランカのサンボルはふりかけのようなもので、どれにも鰹節のようなモルディブフィッシュを乾燥させたものが使われている。
インドのスープ、サンバルとは違う。

チリオニオンペーストのルヌミリスも。

赤白ストリングホッパーに各種カレーや鯖のテルダーラなど。

手前が鯖のテルダーラで、具だくさん。
奥はジャガイモのホッダ。
ホッダは汁けの多いカレーで、具は1種類であることが多かった。

小豆のような豆は、色々なところで見かけた。

外のバーベキュースペースで焼かれていたココナッツロティにキトゥルハニーとホームメイドベリージャムを添えて。
パパイヤとバナナはどこで食べても美味しかった。

スイカやパパイヤ、キングココナッツ、パイナップルなど、フレッシュフルーツジュースも色々。
インドでは避けていたが、スリランカは歯磨きも水道水でできるくらいなので、安心して飲んでいた。

朝靄の絶景の中で食べる朝食は、もうそれだけで美味しい。
ここのビュッフェは夜より朝のほうが楽しめた。

翌日のバーベキューコーナーでは、パンケーキや卵料理と並んでホッパーもあった。

エッグホッパー。
味付けはされていないので、ルヌミリスやサンボルと。

ホッパーは米の粉をココナッツミルクで溶いて醗酵させた生地をお椀型に焼いたもので、南インドにもある。
ココナッツの甘い香りと醗酵の酸味にルヌミリスなどのキリっとした塩味や辛味を加えて食べるのが美味しい。
この旅中、ビュッフェで見つければ食べたが、ヘリタンス・カンダラマでこの時食べたのが一番美味しかった。
縁が薄くサクサク、中央は少し厚くホニャホニャとして、そこに半熟の卵。
他は縁が分厚すぎることが多かった。


プットゥもあったし、スリランカの炭水化物は南インドとリンクしている。

キリバトだ。
米をココナッツミルクで炊いて固め、切り分けたもの。
これもサンボルやルヌミリスと一緒にいただく。

コラキャンダも食べてみる。
ゴトゥコラという苦味のある青菜を入れた重湯のようなスープで、ジャガリというキトゥル糖を齧りながら食べる。
ココナッツミルクの風味もあって、甘いような苦いような不思議な味。悪くない。
ゴトゥコラはアーユルヴェーダで推奨される野菜で、記憶力向上に効果があるという。

ジャックフルーツやグアヴァ、カスタードのように濃いヨーグルトも。

ビュッフェは色々な新しい味を少しずつ試すことができる良い機会だ。

食後は、またホテル内を散歩。
まあとにかく気持ちが良いのだ。

緑から上り立つ水蒸気。




さあ、出かけよう。