例のスープ屋に念願の再訪。
この路地、よく覚えている。
バンコクのレストランを調べていたら、隣接する他の店も人気であった。
そうそう、ここ。
インチキ男性シェフの店。
ずらりと並ぶ蒸し器の中には、色々なスープがみっちりと。
具だけじゃなく、そこから出る出汁が多彩。
全種類を食べている隊長から説明を聞きつつ選ぶ。
4種類。
ご飯を皿に空け、その小さい器をスープの取り皿として使う。
ちょっと洋風なジャガイモ、鶏手羽、玉ねぎのスープに辛いタレを入れて。
いくつかタレがあり、その最適な組み合わせも隊長は熟知している。
豚スペアリブ軟骨、椎茸、クコの実の中華薬膳スープ。
甘みのある搾菜とスペアリブの中華スープ。
アヒルと冬瓜のスープには塩マナオを入れて。
いやー、やっぱり震えるほど美味しい。
それぞれに良さがあって、どの組み合わせが最高かは決められない。
ビールは隊長が近所のコンビニで買って持ち込んでくれた。
そして、どうしても頼みたい殻なしプーパッポンカリー。
ここ以上のところを知らない。
バンコクというとまず頭に浮かぶ店で、思い焦がれていた。
念願かなって幸せだ。
隊長がいるから、バスで移動できる。
プミポン国王の死を悼む祭壇がそこかしこに。
黒い洋服が流行っているのかな?と思ったら、今でも喪に服している人が多いのだ。
高齢者だけでなく、10代や20代の若者も。
大きいスーパーを回ってもらい、ドラゴンズ・キュイジーヌのナンプラーを買う。
香りがわざとらしくなく、ヤムなどの生食にはコレが欠かせない。
日本未入荷。
他と比べて値段が高いので、あまり売れているようには見えないのが不安。
なくなりませんように。
洒落たコーヒー屋で目当ての骨董屋の開店を待つ。
今回のバンコク滞在は、食事と骨董巡りに明け暮れる。