私の興味の方向をよく知る友達から、再開発前にぜひ！と薦められた農連市場。
朝6：00過ぎにホテルを出て向かう。
日の出が東京より遅い沖縄は、まだ真っ暗。
ネットで見ていたよりもさらに凄まじい廃墟っぷり。
圧倒されながら見て回る。
だが現役なのだ。
時間的なものか、いつもなのか、活気ではなく、息をしているという感じ。
田芋かな。
すでに遅かったのかもしれない。
一商い終えた風情でおやつを食べてお茶を飲み、談笑するおばちゃんたち。
もやしのヒゲをゆるゆるとむしるおじちゃん。
ここが日本なのか。
注意書きは張り紙でなく、ペンキで直に。
川を挟んで両脇に市場があり、どちらも同じくらい壮絶。
食料品だけでなく、古着なのか新しいのか不明な衣類や、ホコリを被った酒など。
食堂もある。
来てよかった。
ここにいる人たちは再開発後、どうするのだろう。