クリスマス前ということで。
この日のお茶菓子は三宿のボネ ダンヌのシュトーレン。
Bonnet d'aneってのはロバの帽子のことか。
昔のフランスの学校では、出来の悪い子にロバの耳のついた帽子を被らせていたと聞いたことがある。
Bonnet d'aneで画像検索すると、なかなかシュールだ。
赤い食材。
塩と旨味と両方とも足りない時、スヌ先生はよくナンプラーを加える。
赤カブとビーツは同じではない。
肉はたたいてタマネギに漬ける。
量が多くて、キムチを漬けているような様相を呈していた。
トマトは焼いてもフレッシュで、肉料理のつけ合わせの中でも特に好き。
ガレットはこんがりと。
着々と出来上がり、
最後は大量の肉を焼く。
いただきます。
ワインは発泡ワインのタルターニと、ブラウン・ブラザーズのシラー。
シャリアピンステーキ。
お肉をタマネギで柔らかくするのがウリな料理なのだそうだが、筋が張り巡らされていて硬い…。
そして、やっぱり肉って焼きながら食べながらでないと、この量を全員が温かく良いタイミングで食べるなんて無理だよね。
ステーキというのは、一番難しい料理の一つではないかと思う。
温度や時間などを見極めて常に適切に調理するのは、専門的な知識を要する。
ポムギャレットも冷めると悲しい。
たっぷりと入ったハーブは、温かいと程よく香るのかもしれないが、過剰に感じた。
芋原理主義ゆえにジャガイモとチーズだけのガレットのほうが好みだというのもある。
洋ナシのナッツサラダ。
このナッツのドレッシングはいろんなサラダに活用できそうだ。
もてなし感が加わる。
味が想像できなかったきのことコリアンダーのテリーヌが、この日一番好きだった料理。
味の焦点が定まっているし、きのこの歯ごたえが小気味よい。
赤カブのココナッツポタージュ。
ココナッツミルクの入ったカレーやココナッツミルクの汁粉などは好きなのに、なぜかこのスープの香りは気になって、苦手だった。
他の方々にはかなり好評だったのだが。
デザートはイチゴのザバイオーネ。
ザバイオーネが上手くもったりと仕上がると、達成感を感じるのは何故だ?
そんなにやっかいなものではないのに。
CODワインで、赤のキャンティ・ルフィーナ。
ヴィッラ・ディ・ヴェトリーチェ。
さらにおまけで出してくれたこれ、つまみに最適だったのだけど、プルーンを何に漬けたんだか?
柿と蕪の柚子胡椒和えは、あと一品という時に使えるな。
さらにCOD。
マドンナ・デレ・グラツィエのワインはハズレがない。
マドンナ・デレ・グラツィエのワインはハズレがない。
軽めのマディランも。