初めての沖縄。
日曜、月曜、祝日という日程だったため、休みの店が多かった。
ま、また来る理由になったということで。
昼前に那覇空港に降り立ち、レンタカーを借りて読谷に向かう。
目的の場所近くで腹ごしらえしよう。
ガイドブックに載っていた金月そば。
並んでいるのは、客が多いのもあるが、むしろ、オペレーションがずいぶんとのんびりとしているから。
カウンター席だったので作るのを見ていたが、東京の人気ラーメン屋が卒倒しそうな非効率ぶり。
でも、それが沖縄流なのだろう。
そういえば車でも、すぐに道を譲ってくれようとするし、有料道路でもスピードをあまり出さない。
出しているのは「わ」ナンバー。
ゆったりとして焦らない気質は、旅の間中随所で感じた。
坦々そばと悩みつつ、読谷特産のそら豆味噌を使っているというそら豆味噌野菜そばにする。
スープは鰹出汁で、黒いのは黒胡麻。
そら豆味噌は、豆板醤にも通じる酸味と、こもったような香りがある。
生麺を謳っているだけあって、むっちりとした麺。
金月そばの出汁は豚。
とはいえ、鰹の風味もある。
三枚肉と厚揚げ、脇に炙ったソーキ。
夜は焼鳥居酒屋になる様子。
今回の旅行中、3軒の沖縄そば屋で食事をしたが、麺はここのが一番印象に残っている。