またもやアルドアック。
「東京:スペイン料理」というカテゴリーはこの店のためにあるようなもんだ。
5人で予約、他に3人で予約しているのも友達だから、貸切りといえなくもない。
ゴルネールのカヴァで乾杯。
人数が多いから、ワインはボトルで。
さやいんげんのスープ、イカ墨煮、トルティージャ、魚醤のようなものを練りこんだバターを詰めたオリーブ。
スープがさやいんげん以上にさやいんげん。
イカ墨甘いねえ。
トロトロの海老、伊予柑、アボカド、アンチョビ、アーモンド、ミント。
しっかりとそれだけでも美味しいアンチョビ。
この組み合わせは新鮮だけど、それぞれに役割があり欠かせない。
つなぐのは、薫り高いオリーブオイルとミント。
白のおすすめの中から、
ラベルのかわいさで選んだ。
ワイン栽培の1年を絵にしているのだそう。
メンダール、テルメ・デ・ジュ・ブラン 2012。
強さもあって、ここのお料理によく合った。
イワシのアヒージョ。
透き通るパン粉。
イワシがしっとり。
初めての人と感動を分かち合うのがうれしい。
自分も毎回唸るのだ。
Wマグナム!
Facebookでシェフが紹介していて、その場で手をあげてしまったもの。
ただのマグナムでなくダブルだから3リットルあると聞いて、さすがにご一緒する人々にお伺いを立てたところ、みんな「大丈夫でしょ」と頼もしい。
カステル・デル・レメイのゴティム・ブル。
Wマグナムは日本に3本しか入っていないとか。
注ぐのも大仕事。
コルクもでかい。
たまらない香りとともにやってきたのが、
オジャ。
牡蠣とキノコ、チョリソ。
まるでカツオのような旨味。
セップとブルーチーズという濃厚なソースの仔羊。
もっちり。
さて、デザートの前に、いつものお任せ追加料理お願いします!
ギンディージャ好きな人がいるので、これはマスト。
揚げ物ラヴ。
チョリソ入りクリームコロッケ。
ホウレン草とレーズンのソテーも美味しい。
白子、アサリ、白インゲン。
アルドアックのこういう煮込み料理は、滋味満載でいて華やかでもある。
Wマグナムが空いてしまったので、イネディットで爽やかに。
黒インゲン豆の汁粉のようなスープは、ギンディージャを齧りながらいただくと、ほっこりとした甘さが引き立つ。
パタタス・ブラバスにアリオリ!!
とにかく好き。
カリッホクッのジャガイモにほんのり辛いパプリカソース、さらにここの美味しいアリオリ。
満腹と言っていた人々も、我先にとフォークを伸ばす。
牛肉の赤ワイン煮。
これ、好きな人にはたまらないのだろうなあ。
私はやはり和牛の煮込みは無理だ。
白ワインをグラスで。
エデタリア。
野菜モノをとお願いして、ブロッコリー。
茹で加減が絶妙。
出汁に感動する自分が浮かぶ。
が、この辺りはちょっと記憶が…。
さらにグラスかな。
チーズ盛り合わせ。
デザートの人はアロス・コン・レチェのイチゴ添え。
シメまで飲んで、
これはグラッパのようなものでしたね。
Martin Codax。
何度来ても毎回感動がある。
さて、次回はいつにしましょうかね。