2014/02/17

アルドアックでWマグナム

またもやアルドアック。
「東京:スペイン料理」というカテゴリーはこの店のためにあるようなもんだ。

5人で予約、他に3人で予約しているのも友達だから、貸切りといえなくもない。

ゴルネールのカヴァで乾杯。
人数が多いから、ワインはボトルで。

さやいんげんのスープ、イカ墨煮、トルティージャ、魚醤のようなものを練りこんだバターを詰めたオリーブ。

スープがさやいんげん以上にさやいんげん。

イカ墨甘いねえ。

トロトロの海老、伊予柑、アボカド、アンチョビ、アーモンド、ミント。

しっかりとそれだけでも美味しいアンチョビ。
この組み合わせは新鮮だけど、それぞれに役割があり欠かせない。
つなぐのは、薫り高いオリーブオイルとミント。

白のおすすめの中から、

ラベルのかわいさで選んだ。
ワイン栽培の1年を絵にしているのだそう。

メンダール、テルメ・デ・ジュ・ブラン 2012。

強さもあって、ここのお料理によく合った。

イワシのアヒージョ。

透き通るパン粉。
イワシがしっとり。

初めての人と感動を分かち合うのがうれしい。
自分も毎回唸るのだ。

Wマグナム!
Facebookでシェフが紹介していて、その場で手をあげてしまったもの。
ただのマグナムでなくダブルだから3リットルあると聞いて、さすがにご一緒する人々にお伺いを立てたところ、みんな「大丈夫でしょ」と頼もしい。

カステル・デル・レメイのゴティム・ブル。
Wマグナムは日本に3本しか入っていないとか。

注ぐのも大仕事。

コルクもでかい。

たまらない香りとともにやってきたのが、

オジャ。
牡蠣とキノコ、チョリソ。
まるでカツオのような旨味。

セップとブルーチーズという濃厚なソースの仔羊。
もっちり。

さて、デザートの前に、いつものお任せ追加料理お願いします!

ギンディージャ好きな人がいるので、これはマスト。

揚げ物ラヴ。

チョリソ入りクリームコロッケ。
ホウレン草とレーズンのソテーも美味しい。

白子、アサリ、白インゲン。
アルドアックのこういう煮込み料理は、滋味満載でいて華やかでもある。

Wマグナムが空いてしまったので、イネディットで爽やかに。

黒インゲン豆の汁粉のようなスープは、ギンディージャを齧りながらいただくと、ほっこりとした甘さが引き立つ。

パタタス・ブラバスにアリオリ!!
とにかく好き。

カリッホクッのジャガイモにほんのり辛いパプリカソース、さらにここの美味しいアリオリ。
満腹と言っていた人々も、我先にとフォークを伸ばす。

牛肉の赤ワイン煮。

これ、好きな人にはたまらないのだろうなあ。
私はやはり和牛の煮込みは無理だ。

白ワインをグラスで。

エデタリア。

野菜モノをとお願いして、ブロッコリー。
茹で加減が絶妙。

出汁に感動する自分が浮かぶ。
が、この辺りはちょっと記憶が…。

さらにグラスかな。

チーズ盛り合わせ。

デザートの人はアロス・コン・レチェのイチゴ添え。

シメまで飲んで、

これはグラッパのようなものでしたね。
Martin Codax。

何度来ても毎回感動がある。
さて、次回はいつにしましょうかね。