2014/02/19

スヌ子のお料理レッスン: 脅かさないヴァレンタイン

脅かさないね。
スヌ子先生の伝説的レシピで「豚肉のチョコレート煮込み」ってのがありましたなあ。
恐らく、最も再現されていないであろうメニュー。
鬼気迫るものがあった…。

なんだかウキウキさせる食材たち。

お肉は塊で買うのが一番。

イチゴ!
暖かい季節を思い出させる。

国産アンチョビ。

これ、ソースにするのがもったいないようなアンチョビ。
塩加減も程よく、しっかりとした身にフレッシュさも残り、そのままで食べたい。

固定観念とは恐ろしい。
ホイップクリームを泡立てる時にボールに移さなきゃいけないって思ってた。
箱で泡立てる!?
確かに洗い物も手間も減る。
空気を含んでも、そんなに嵩が増えるわけではないのだな。
スヌ先生の柔軟で合理的な思考に拍手。

かわいいカップは台湾土産だそう。

肉の開き方をいくつか試しつつ、

ソースを塗って成形。

肉の焼き色ってのはそそるね。

サーモンの皮を剥ぐところからやるのがいい。

卵はスクランブルエッグにするのか。
その理由にも納得。

そうこうしている間に肉はいい感じに煮え、美味しい香りが充満。

スヌ先生推薦の冷凍パイシートにスクランブルエッグやサーモン、ディルを詰める時、

豪快にはちきれんばかりに入れたほうが、

焼きあがった時、視覚的によろしいかと。

いそいそと盛り付け。

ワインはマコン・ヴィラージュと、

ジョスメイヤーのオレンジ色なのにA Noir。

外の寒さが嘘のような明るい食卓。

食べているとき、よく通りがかりの人が覗き込むのだけど、そりゃあ気になるよ。

ポークのポットローストと、菜の花のグリーンサラダ。

たっぷりのキノコにアンチョビやニンニクで風味を増したソースが詰まってる。
そこに清涼感を加えるのが、セージ。
この日は一緒に巻くのを忘れてしまい、焼きつけながら押し込んだのだけど、そこまでするほど欠かせない。

つけ合わせの野菜は歯ごたえを残して。

エッグサーモンパイ。
スクランブルエッグにしてから入れても、火を通し過ぎにはならないのですな。

パイ包みというのをちょっと難しく考えていたけど、パイの膨らむ構造を知れば、注意点も見えてくる。
色々と試してみたくなった。

おまけレシピは押麦のスープ。
レモンの皮で香りづけ。

むちっとした押麦は、けっこうスープを吸う。

かわいらしいイチゴのパルフェ。

アルザス、シュルンバジェのピノ・ノワールがCODで開きましたし、

パリ土産のパン・デピスをみんなで味見。

美味しいものや気になるものがあった時、共有したい人が集まっているから、ここに持ってくる。

しっとりとして上品。
また買おう。

脅かさないかは別として、再現性が高いメニューでしたね。

今月もありがとうございました。