2014/02/21

ロオジエ 個室

大雪の中、10人全員が大きな遅刻なく集合。
ロオジエですから。

しかも個室ですから。

車の場合は特別な入口があるので、他のお客さんと顔を合わせずに入室できるそう。
トイレも別。

他のお客さんが写りこむ心配がないので、個室は写真OK。

初対面の方も多く、紹介などしていただきつつ。

ヴィルマールのグラン・セリエ・ドール 2008で乾杯。
バターを思わせるコク。

パプリカクリームのマカロン、黒トリュフをのせた栗のチュエリ、フォアグラ。

アミューズ・ブーシュはコンソメボライユのフラン。
上にセップの香るクリームと、ドライなセップ、パンチェッタ、リンゴ。

口と鼻を満たす旨味と香り。
カリっとドライなものたちのアクセント。

生雲丹のロワイヤルと貝類の取り合わせ、アサリのジュ、サフラン風味、フヌイユのサラダ。

ソースの酸味が輪郭を際立たせる。

シャトー・モンブスケ・ブラン 2007。
ボルドーの白。

ハタのバターポッシェ、あさり風味、黒トリュフ入りスペルト小麦のリゾット、トリュフのクーリ。

リゾットにも黒トリュフ。

ドメーヌ・ルーロのムルソー、レ・リュシェ 2002。
ミネラル。

メインに合わせて赤。
アリオン 2004。
スパイス。

クロッシュが開いた瞬間、感嘆の声があがる。
美しい。

牛ほほ肉のブレゼ、ビーツと蕪のグラッセ。

驚愕の柔らかさでありながら、きっちりと鋭角な肉。
野菜の甘さにも目を見張った。

キャロットのムースリーヌ、クミン風味が添えられていて、それを途中で合わせていただくと、また新たな味わい。

このムースリーヌのクミン度の絶妙なこと。
品がよく、主張し過ぎない。

牛肉の煮込みは苦手なのだが、これは口飽きも重く感じたりもせず、心から美味しいと思いつついただいた。

オレンジのシャーベットとゼリー、クリーム。
薄氷のような飴。

お茶菓子。

クルスティヤンに詰めたヴァニラアイスクリームと苺のマリネ、フロマージュブランのアイスクリーム、レモンの香り。

歯ごたえの多様さや軽やかさがすごく好み。

フリヤンディーズのワゴン。
毎回はしゃいでしまう。

チョコレートがけの生姜の砂糖漬けの辛さにびっくり。
山椒のボンボンショコラなんてのも。

ロオジエに来ると、完璧を知る。
隅々まで行き渡った美意識。心地よい隙のなさ。

ご一緒させていただいた方々のお話も面白く、12:00に始まり、気が付くと16:30。

常連の幹事様のおかげです。
ありがとうございました。
またぜひご一緒させてください。

外に出たら、笑っちゃうほどの雪。