午後はマッサージ。
マスターのところでハマったトークセンがチェンマイ発祥だと聞いて、ぜひとも受けたいと。
ご一緒した方が見つけたスパは旧市街の中で、送迎もしてくれる。
いい感じですな。
叩きが強めだから痛いと感じる個所もあったけど、終わってみると身体が劇的に軽い。
タイマッサージも上手そうだった。
部屋に戻ってみると、炙りネームがある。
マッサージに行かなかった隊長が、前日閉まっていた食堂とその隣を偵察してきてくれたそう。
隣にあった観光客がたくさんいて賑わっていた店が、なかなか良かったという報告。
ネームはそこのもので、食べてみると確かに美味しい。
行きたかった店は14:00までだったそうで、その代わりになるかと様子を見てきてくれたのだ。
ありがたい。
というわけで、自転車でアルーンへ。
北部料理を中心に、メニューが豊富。
こういうがらんとしたシンプルな食堂って好きだ。
北部の料理をオーダー。
カエルの揚げ物。
ニンニクチップがどっさり。
サラっとして自家製らしきスイートチリソースで。
ナムプリックヌムには茹で野菜と茹で卵。
醗酵風味があったから、魚醗酵味噌プラーラが入っているのかも。
ハーブ盛り合わせも欠かせない。
鶏と茸の温かいヤム。
タマリンドが入っていて、コクがある。
レモングラスやパクチーファラン、ホムデンなどの薬味がどっちゃりで美味しい。
タマリンドやプラーラなど、ひっかかる風味があった時にそれが何に由来するのかを隊長が説明してくれるのが楽しい。
カオソイも北部名物だそう。
北部にしては珍しくココナッツミルクが入ったカレー風味のスープに、揚げと茹での2種の太麺。
ホムデンやマナオ、漬かり加減が浅目な高菜を入れて食べると、その酸味で味がしまる。
ラープクア。
豚肉やその内臓に北部のミックススパイスとハーブやニンニクを混ぜ込んだもの。
渋苦さは胆汁か?
なかなか美味しいけれど、食べつくしたいと盛り上がるほどではない。
腹ごなしに有名なナイトマーケットを流すも、やっぱり興味をそそられるものは無いわけで。
ってことで、あそこ行っとく?
また来ましたよ。
ワロロー脇の屋台通り。
ここにはそそられるものがたくさんある。
IKKOさん似の息子さんとお母さんの青マンゴーサラダ屋台。
青マンゴーには酸っぱいのと甘めのと2種類ある。
甘めのは熟すとフルーツとして食べる甘いマンゴーになるが、酸っぱいのはそのままだそう。
3種類あるソースの中から味見をしてガピ入りを選び、どちらのマンゴーが合うかを再度味見。
酸っぱいほうにする。
全て5バーツのお菓子屋では、ココナッツ入り芋羊羹のようなカノムモーケンを買う。
市場でみかけて食べてみたかった麺屋台を試してみる。
何種類かの麺やスープの中から選び、テーブルに置かれた薬味を好きに入れて食べるのだ。
北部のものではないそうだが、バンコクで食べる機会がないかもしれないからね。
レバーと血の入ったスープに細い米麺。
もやしやハーブをどさっと盛って、ワシワシとかっ込む。
ソムタムも買おう。
お店のおばちゃんから「辛すぎるよ」と言われつつ、ソムタムラオ。
プラーラが入って深みのあるソムタム。
ここは丁寧な作り方をしている。
隊長曰く、マナオは真中の部分を使わないのが王道なのだそう。
苦味が出るから。
とはいえ多くの屋台ではそんなもったいないことはしないのだが、ここはちゃんと中心部を避けていた。
前日に美味しかった屋台でサイクロークイサーンの長いほう。
揚げ物屋台では鶏腿、鶏腸、豚腸、豚赤身と、ナムプリックヌムと並ぶ北部の2大ディップのもう片方、ナムプリックオーンを買う。
ナムプリックオーンはトマトと豚肉の入った洋風とも思えるディップ。
クセになっている柑橘フルーツ、ソムオーも忘れずに。
乾杯!
ワインはラ・グランド・コリーヌのスール・ラット。
ビオワインのクセはタイ料理に合いやすい。
ナムプリックオーンで豚の内臓を煮てみたり。
まるでトリッパ。
キッチン付きのホテルならではの遊びだ。
3人でビールを飲みながら大きな円形風呂で足湯。
いいねえ。