2014/01/23

クルア・ペット・ドーイ・ガーム (タイ旅行5日目:チェンマイ)

ホテルで車を2時間チャーターして、空港近くのレストランで昼食を取る。

車には待っていてもらい、食後にそのまま空港に向かう。
タクシーがつかまりにくいチェンマイでは、これがスムーズだ。

ハーブ盛りにも慣れてきたね。
道端の草木を摘んできた風ではあるが、料理を一変させることもあり、最適な組み合わせを探りつつ試すのが楽しい。

チェンマイ最後の食事に乾杯。

黒米入りもち米。
もち米の美味しさに目覚めた旅でもあった。

白ウコンのサラダ。
甘めの味付けが美味しい。
干し海老、ニンニクチップ、カシューナッツ、バイマックルー、レモングラス、唐辛子。

バイチャップルーで巻いて食べるのが合う。

見た目はツナのようでいて、食べるとタケノコをほぐしたような食感のジャックフルーツの和え物。
トマト入り。
トマトが加わると、イタリアンっぽさというか、まろやかさが増すんだな。

血のラープ。
豚肉、豚レバー、豚皮も入っている。
シナモンが香り中東っぽさのある北部スパイスミックスが肝。

地鶏のスパイス蒸し。
トマト入りで辛さ控えめのやわらかな味。

そのままだと捉えどころのない、ちょっとぼんやりとした味なのだが、添えられたオレンジとフェンネルやミントと合わせて食べると、鶏のコクがぐっと前に出てくる。
シチリア的でもある。

それぞれに添えられたハーブに意味があって、頷きながら食べる。

他のテーブルで食べているものも気になる。

タイのワインがあり、値段も許容範囲内だった。

メロンとココナッツミルクのデザートをいただいて、空港へ向かう。

バンコクに2日いた後にチェンマイで地元北部料理を集中して食べたことで、タイ料理にも地方性があることをより強く感じることができた。
色々な民族が入り乱れ、影響を与え合っている。

またチェンマイに来て、同じ料理を複数の店で食べつつ、もっと深く知りたい。
南や東北など、他の地方にも行き、新しいタイ料理の世界を味わいたくもある。