旧市街の外側だけど、自転車ですぐのワロロー市場。
外側で店を広げる人たちも。
小さな黄緑の実を売っている人が多かったけど、あれは何だろう?
市場は建物になっている。
食料品は1階。
2・3階は衣料品。
1階しか見てないけど。
近くは生地屋街だった。
タイは同じものを扱う店たちが集まる。
北部では、トゥアナオという納豆をつぶしてのばして乾燥させたディスクのようなものがあって、それをスープや煮込みに入れるのだそうだ。
臭いは納豆で梅干しのような酸味がある。
惣菜売り場もあるので、吟味。
いちごはこの時期のチェンマイの特産だとか。
サイウアを売っている店がたくさんある中、この店のが一番美味しいのだと隊長が言う。
確かに、一番活気があって、売れている。
籠の中には焼きたてのサイウア。
もちろん購入。
温かいサイウアをちぎって歩きながら口に入れる。
ブチンっとした皮の歯ごたえと不揃いな肉の食感の妙、スパイスの頃合いの良さ。
タイ旅行中にいくつかのサイウアに出会ったが、ここのが最高だった。
サイウアは肉肉しいのが好きだな。
北部名物のディップ、ナムプリックヌムも買おう。
豚皮揚げや野菜と一緒に食べるもの。
やっぱり、あの銀色のボウルを買えばよかったな。
道を挟んで反対側も市場で、こちらは少し小さ目で午後はひっそりとしている。
生鮮品よりも、乾物や道具類を扱う店が多い。
バンコクでは見かけないようなものもあって、面白い。
自転車で近くを走っていたら、隊長が「あ!この店!」と。
may先生がオススメの中華系食堂だそうだ。
このときは他に食事をしようと思っていた店があったので、ホテルでの飲み食い用に惣菜を購入。
ジョーパッカードという青菜と豚肉のトゥアナオ入り煮込みや、塩卵、小エビと卵とネギのヤム。
間口が狭く、奥に長い店内。
その場で食べる人と持ち帰る人の割合は半々ぐらいのようだ。
その場で食べる場合は、お粥やご飯と合わせる。
少数民族の生地の店や雑貨の店を回るも、残念な品揃えで収穫なし。
そういえば、さっきの市場の前の通りは夜に惣菜屋台が並ぶに違いないって、隊長が言ってましたよね?
戻ってみませんか。
さすがのお見立て!
タイのお菓子、前に来た時に美味しいと思ったんだった。
横から見るとストライプが美しいカノムチャンを買いましょう。
揚げ物各種を揃える屋台も盛況。
ホーヌンというバナナの葉で包んで蒸し焼きにした北部の料理は、魚や鶏など具が様々。
牛肉のものを買う。
バナナの葉や具に仕込まれたハーブの香りにうっとり。
唐辛子がたっぷりと入っていても、優しい味わい。
売り切れ間近な大人気屋台は、タレ付炭火焼き肉を揃えている。
コブクロを購入。
生臭さがまったくなく、柔らかくて美味しい。
タレの具合も絶妙。
そりゃあ売れるわなあ。
いやー、こういうのは盛り上がるねえ。
サイクロークイサーンを売っている。
もち米入り醗酵ソーセージ。
コロコロタイプをいただきます。
ここのはもち米たっぷりで、ほっこりした米の甘さと醗酵の酸味の組み合わせが旨い。
たまらずセブンイレブンに駆け込み、ビールを買って開けてもらう。
自転車の荷台を利用して、即席立ち飲み屋開店。
まだ温かいサイクロークイサーンやコブクロ、サイウアで冷たいビールをキュッとやる。
最高だね。
さて、夕食をと目当てにしていた店に向うも、休み。
この日は水曜日で、行きたいと思うような店は軒並み休みだった。
水曜は何か仏教的な休みの日なのか?
ならばと、市場や惣菜屋台で買ったもので部屋宴会となりました。
ジョーパッカードはちょっと甘めの味付けが落ち着く。
塩卵はかなり塩辛く、ナッツや揚げたバイマクルーと一緒に。
サイウアは、冷めて味が引き締まったところもイイ。
そして、やはりココナッツミルクのウイロウのようなブルンブルンしたお菓子にハマる。
ビールやワインと合わせても美味しいのだ。
隊長が買っていた茸入りソーセージ。
茸入りでなく、茸だけのものがあるらしく、隊長はそれを探していた。
結局、チェンマイでは見つからず、バンコクに帰ってから寄ったニタヤであったという。
青い鳥は近くにいたんだね。
ビールの後は、持ち込んだワインと。
ヴィニョーのドゥ・ブ・デ・ドワ。