2014/01/22

チェンマイの金曜朝市 (タイ旅行5日目:チェンマイ)

ちゃ~おを見ていたら、金曜はナイトマーケットの裏側で朝市をやっているという記事を見つけた。
イスラム系の雲南省出身者が開いているとか。
屋台の写真が載っていて、そそられる。
お、ここだな。

他の市場では見ないものばかり。
さあ、色々と買って食べてみよう。

こういう時、タイ語がわかる隊長がいてくれて助かる。
材料や食べ方を聞いてもらえるし、そもそも地方料理にも詳しいから、何かで見て知っていたり。

紅麹とお米を合わせたネームのようなもの。
豚肉も入っていて、お米は少し硬い。
パクチーとニンニクっぽい香りの細い根っこのようなものと一緒に食べる。

妙にクセになる味。

シイタケ入りのベジなサモサや、パネッレのようなもの。

本当にパネッレと同じ味だった。
ひよこ豆ではなく、他の豆かもしれないけど。

グルテン揚げ。
黒いのは、黒もち米粉使用らしい。
むちっとした揚げパンのようで、美味しい。

こりゃ、納豆じゃないか!
まんま納豆の味。

けっこうな賑わい。

豚の内臓のソーセージだと言われたが、日本に持って帰って炙って食べたら、内臓的な臭いはなかった。
脂が多めで塩は控えめ、熟成した肉の香りがして美味しかった。

唐辛子入りの高菜のような漬物がいくつも並んでいる。

見たことがない野菜が多い。
さっき紅麹米ネームと一緒に食べたのはコレだろうか?

唐辛子味噌のような調味料も。
ちょっとずつ味見をさせてもらうと、かなり辛いが、なんとなく馴染みがある味わい。

お、これは名物らしい。

平たい黒米餅で、炭火で焼いている。

熱々に甘い黒ゴマ味噌のようなタレを塗って巻いたのを食べる。
ほっこりと旨いなあ。

市ってのは、本当に楽しいねえ。

干し肉屋。

烏骨鶏はお頭付き。

花のような形の揚げ麺。

蜂蜜は蜂入りの巣を濾しながら瓶に入れて売っている。

やわらかな甘味が美味しいけど、この量はなあ。
飛行機も当日の荷物預け申請だと追加料金を取られるし…と断念したのが、いまだに悔やまれる。
タイの蜂蜜は美味しいのに。

さっきから人気の麺屋台で食べてみよう。

黄色い中太麺を選ぶ。

おばちゃんが3~4種類の辛味噌、醤油、パクチー、万葱、ピーナッツ、スープと手際良く入れていく。

たまらんね。

汁なしもあって、本当はそっちを頼んだんだけど、まあいいじゃないか。

好みで辛い高菜漬けを加えつつ、わしわし混ぜてかっ込む。
こりゃ旨いわ。

チェンマイ初日、「ここに1週間滞在するのって、飽きないのかね」と話していたのだけど、それくらいいたいという気持ちになっている。
この金曜朝市も、もっとゆっくり見て回りたいし、ここで野菜を買って、ホテルで料理して食べてみたい。
タイの民族の混ざりっぷり、それによる食文化の多彩さを見せつけられた。