2013/12/20

毎月のお楽しみ アルドアック

ご一緒する方に1時間早い時間を伝えていて、本当に申し訳ございませんでした。

そんな始まりな、今月のアルドアック。
4人で。

新しい店を貪欲に探すより、気に入ったお店に通うほう。
場所が便利であればだけど。

前回は果物が洋梨だったホワイトチョコ&ブルーチーズとの組み合わせは、柿になって再登場。
柿って、けっこう主張するね。

身がしっかりとして上質なアンチョビ。

虎ハゼの南蛮漬け的なもの。

お米のサラダには、イカの塩辛とクミン。

クリーンなのにクセがある。
魚介発酵物がとにかく好きなので、たまらんものがある。

アヴィ・トンを合わせたのは、

タラの白子のポワレと白菜のクリーム煮、チョリソとシェリービネガーのソース。

バターの焦げたような風味と白菜のシャキシャキした歯ごたえ、クリームのまろみ、それをビっと引き締めるシェリービネガー。

シェフがワインをこんな風にプレゼンしてくれたり。

点字付きの、Primum Bobal。

待ってました。
何度食べても唸る美味しさ。

次のお料理にはロゼを。

ヴァクセオス・ホーヴェンのテンプラニージョ。

フェデウアのイカ墨パエージャ。

フェデウアの茹で加減(?)の良いこと。
塩とイカ墨の甘さが引き立てあう。
ここのアリオリの美味しさがあって、完成する料理でもあるような。

イジェスカスの赤。

鶏、ブルーチーズのソース、根菜のトマト煮。

ブルーチーズのいいとこ取りなソースと、火の通し加減が絶妙でウルウル、そして旨味を湛えた鶏。

コースのメインが終わったところで中断し、アラカルトの追加いきますよ。

ギンディージャ好きな人が頼んだら切れていたので、キュウリのピクルス。

あとはお任せでよろしくお願いします!

マテ貝、美味しいのに東京ではあまり食べないね。
パプリカオリーブオイルソース。

カルド・ガジェゴとは、ガリシア風スープだそう。
これまた金華ハム的な濃い出汁が、強いのに優しい。
はーーー、滋味滋味。

チャコリはエウケニ。

スズキの卵って、お初にお目にかかります。
からすみ的な舌触り。

チャコリと合わせて、生臭くないんだねえ。

海老、牡蠣、スズキ。
魚介出汁の凝縮っぷり。

テンペスタード。

最高のカジョス。

煮込みの具合、塩梅共に完璧。
じわじわと奥深くまで染み込む。

カジョスにはシェリーを合わせたりも。

確かに合う。

芋をお願いすることも忘れません。

アリオリソース和えで狂喜し、

パタタス・フリッタスのほぐしソーセージソースがけに乱舞する。

満たされましたので、デザートに戻りますかね。

酸味のあるビーツのアイスと、洋梨のコンポート。

前回いただいて感動したやわやわパンのデザートには、真っ黒バナナとコーヒーのアイスが添えられていて、再度感動。
コーヒーがコーヒーとしてでなく、ふと気づく苦味程度の脇役ぶり。

〆はやっぱりパチャラン。

いやー、クリエイティブだなあ。

もちろん、次も予約。