2013/12/30

Ae Esa Roddi (タイ旅行1日目:バンコク)

「イスラム系タイ料理を食べましょう」と隊長が次に連れてきてくれたのが、海老のアヒージョ屋台から徒歩圏内のア・イーサッ・ロッディなる店。

そそる面構え。

美味しそうなものが並んだ通路を通りながら、

隊長が料理たちの説明をしてくれ、

食べたいものが決まっていく。

通路の先は、広くて雑多な食堂。

いいねえ。
不統一に色とりどりなプラスチック製品が並んだ空間に、気分があがる。

ターメリックの色、シナモンやクローブ、カルダモンなどが組み合わさった複雑な香り。
いわゆるタイ料理ではない。
タイでも、南ではこういう料理を食べるのだそうだ。

カオモックヌア。
牛肉のスパイス煮込みで、前にティッチャイタイフードで習ったメニュー。
帰ったら復習しよう。

パクチー、ミント、酢、砂糖、唐辛子のソースが好き。

カオモックガイは鶏肉版。

これもタイ料理なんだな。
タイは人種や宗教、文化がまぜこぜな国で、歩いていても色々な顔の人がいる。
古い建物の様式も均一ではない。
料理も同じく。
さらに地方によっても異なるし、その振れ幅が大きい。
そう知ることができたのは、この旅行で得た最大の収穫。
タイ料理の世界がぐっと広がった。

マナオの効いた牛テールスープ。

牛のサテ。

全体として、ちょっと甘めの味付けが特徴なのかな?
辛さと甘さのバランスが、食べなれたタイ料理とは違う気がする。

つけ合わせの野菜やハーブにも注目すべし。

でっかい鍋で作られるビリヤニ。

適当そうに作るのに、なんでこんなに旨いかね。
と、この旅行中に何度思ったことか。

ご一緒した方々が持ち込んでくださったもう1本のワインが、レバノン産。
シャトー・ミュザール。
素晴らしきシンクロニシティ。
料理に合わせたかのよう。

とはいえ、この店はイスラム系ゆえアルコールを扱っていない。
ひっそりといただこう。

鶏のマタバ。
卵と青菜を合わせてパイ包み。

テンションだだ上がり。