一見さんお断りの酒徒庵。
前回も、去年の年末だった気がする。
ちょっと遅れてしまいつつ到着。
ペーストジェノヴェーゼポテサラ、アンキモ、白子ポン酢。
まずは風の森のほんのり発泡するものを。
梅きゅうでさっぱり。
ここからお酒は1合ずつ。
尾瀬の雪どけ。
酒徒庵に来たら、牡蠣でしょ。
この日は10種類くらいの産地札がずらり。
大事を取って生を食べなかったのが悔やまれる。
焼きは北海道厚岸と長崎県小長井。
蒸しは長崎県華蓮。
小ぶりなコレは、ちょっと筋っぽく感じた。
阿櫻のこの色は初めて見た。
酒屋さんの限定品だったような。
牡蠣はフライでも。
入ってすぐの冷蔵庫に鍋島があるのを見て、頼もうと思っていたんでした。
やはり好きだ。
鯵のなめろう。
鶏手羽の梅煮。
梅の酸味と塩気が手羽の皮の脂と合うねえ。
牡蠣グラタンは、自分にはちとベシャメルすぎた。
花陽浴。
好みや方向性を伝えると、丁寧に日本酒を選んでくれて、それがぴたりとハマる。
客の希望の汲み取り力が傑出していると思う。
食事がラストオーダーになって、つまみに走る。
めんたいこ、セロリの冷たいきんぴら。
牡蠣とあおさのリゾットは、食べずに帰れないので。
最後は鳴海。
やっぱり好きなんだよなあ、ここ。
じっくりと味わいながら飲むし、閉店も早めだからか、次の日に響くことはない。