昼食は、これまたzomatoで気になった店、Hotel Junior Kuppanna。
インドでは料理屋のことをHotelと呼んだりする。
店の1階ではデリバリースタッフとバイクが待機、2階が厨房と食堂。
シンプルながら、掃除が行き届いた店内。
開いてすぐで客がまだ少ないから、店員たちは我々の周囲に集まり、観察しながら順番に何かを聞きに来る。
日本人は初めてなのかもしれない。
ベジミールスにする。
後からよくメニューを見たら、ノンベジのミールスもあって、1つはそれにすればよかった。
サンバル、Uppu-Paruppuというトゥール・ダールのカレー、Pachai Payaruという緑豆のココナッツ入りカレー、ライタ、チャパティ、ベジビリヤニ(となっているけど、プラオっぽい)。
粒々と穀物が入ったワダ、タマリンドのカレー、大根らしきものとカリフラワーの2種類のポリヤル、ラッサム、ヨーグルト、パヤサムという米か麺を牛乳で煮込んだデザートなど。
ご飯は食べ放題。
Unlimited Riceとのこと。
小さな丸い南インドの米。
バナナの葉の上で好きに混ぜで食べる。
インド人が手で食べているのを観察すると、手の使い方は人それぞれだが、とにかく混ぜている。
色々なカレーやヨーグルト、おかずをご飯とよく混ぜて食べるのだ。
ヨーグルはデザートではなく、味変アイテムのように使う。
ベジでも、スパイスでバリエーションがあるし、様々な豆を駆使していて、物足りなさは皆無。
終わりの合図は、葉を向こう側に折る。
まだ混む前なので、厨房を見せてくれた。
ピカピカに磨き上げられ、衛生に気を使っている。
インド人に人気の食堂は清潔だと知る。
写真に撮られるのが大好きなインド人。
いい店。
インドでは、美味しいものしか食べていない。
帰りに拾ったオートリキシャ―運転手が素晴らしく誠実で、値段交渉をしようとすると、メーターを使うと自ら言う。
車も程よく飾られ、綺麗に手入れされている。
とはいえ注意してGoogle Mapでルートをチェックしていたが、全く遠回りをせず、最短距離でホテルに到着。
メーターを見せてそれ以上を請求しないので、払いやすい金額になるようチップを付けると、丁寧にお礼をしてくれた。
こういう人もいるのだなあ。
1日チャーターすればよかったかもしれない。
この後、チェンナイでオートリキシャ―を拾う時、手入れがされている車を選ぶようにした。
そのおかげか、面倒臭い目には合わなかった。
一休みしてから、ホテルの離れにあるスパへ。
ここにはアーユルヴェーダのドクターがいて、カウンセリングも受けられるということで楽しみにしていたのだが、ホリデーシーズンでドクターはお休み。
この旅で一番楽しみにしていたことの1つだったのだけどなあ。
街場の施設は清潔さに不安があってリラックスできなさそうだから、ホテル内のスパで本格的な施術が受けられるというのが魅力だったのに。
スパのメニューでほぐされる。
こういうところでは、いつも途中で寝てしまう。
なので技術のほどは不明。
よく眠れたことは間違いない。