2016/01/17

2016年 星野初め

星野初め。
今年もお世話になります。

お正月の残り香。
黒豆、カラスミ、菜の花和え。

このカラスミは上手くいきましたとのこと。
確かに生臭さも塩辛さもなく、純粋に凝縮した旨味。

いつもありがとうございます。
ワインはいつもご一緒してくださる方の持ち込み。
ドゥミ・セックくらいに甘さがあったほうが日本食には合う。
D. Henriet-Bazin。

白味噌のお雑煮。
丸餅は〆のご飯の生産者さんのところのもの。

河豚の白子の茶碗蒸し。
柚子が香る。

白魚の天ぷら。

やっとコツが掴めましたと。
フワっとした衣は繊細な白魚に添う。
こういう揚げ方のあるのか。

鯛。

刺身にはやはり日本酒なので、天領の小瓶をいただく。

バランスの良いロゼシャンパン。
勉強になります。
ペルトワ・モリゼ。

松葉蟹。
脚はそのまま、甘さを堪能する。
ロゼシャンパンと合うのだ。


ミソは酢につけて、日本酒と。

薄氷が張ったような。
和食の、ほうっとため息が出る美しさ。

葛を纏った海老はしっかりと味付けされ、出汁ははんなり。

甘鯛の松笠焼き。

皮は裏面からも焼いてサクサクと。
身には酒を塗り、しっとりと。

蕪と壬生菜。
ありがたき出汁の、静の強さ。

お代わりは1回。

そしておこげ。

最後にわらび餅。

止まらぬ進化。
新年の心構えを持つために、最適な店。