星野初め。
今年もお世話になります。
お正月の残り香。
黒豆、カラスミ、菜の花和え。
このカラスミは上手くいきましたとのこと。
確かに生臭さも塩辛さもなく、純粋に凝縮した旨味。
いつもありがとうございます。
ワインはいつもご一緒してくださる方の持ち込み。
ドゥミ・セックくらいに甘さがあったほうが日本食には合う。
D. Henriet-Bazin。
白味噌のお雑煮。
丸餅は〆のご飯の生産者さんのところのもの。
河豚の白子の茶碗蒸し。
柚子が香る。
白魚の天ぷら。
やっとコツが掴めましたと。
フワっとした衣は繊細な白魚に添う。
こういう揚げ方のあるのか。
鯛。
刺身にはやはり日本酒なので、天領の小瓶をいただく。
バランスの良いロゼシャンパン。
勉強になります。
ペルトワ・モリゼ。
松葉蟹。
脚はそのまま、甘さを堪能する。
ロゼシャンパンと合うのだ。
ミソは酢につけて、日本酒と。
薄氷が張ったような。
和食の、ほうっとため息が出る美しさ。
葛を纏った海老はしっかりと味付けされ、出汁ははんなり。
甘鯛の松笠焼き。
皮は裏面からも焼いてサクサクと。
身には酒を塗り、しっとりと。
蕪と壬生菜。
ありがたき出汁の、静の強さ。
お代わりは1回。
そしておこげ。
最後にわらび餅。
止まらぬ進化。
新年の心構えを持つために、最適な店。