そもそも、新しいデリーのドライバーは鬱陶しかった。
最初から自分が薦める店に連れて行きたがり、こちらがスケジュールは決めていると伝えても、「私もあなたたちを“シンジロ”だから、あなたたちも“シンジロ”ミー」と変な日本語を交えて主張する。
そう言って信用に応える仕事をした人、いないから。
オールドデリーでぐったりと疲れた我々は、夕食をどこかで取って、またホテルまで戻るというのが煩わしくなった。
昼食が遅かったから、量もそんなにいらない。
持ち帰りの店はあんまり考えてなかったしなあ。どこでもできるとは思うけど…。
ドライバーがワーワーとうるさく、zomatoを使って調べる余裕もない。
最初のデリーのドライバーのおじちゃんに持ち帰りできる店を聞いたときはなかなか良い店に連れて行ってくれたから、今回も聞いてみよう。
それが甘かった。
おじちゃんはとても良いドライバーだったのだ。
このドライバーは「わかった。で、その店はさっきから薦めている何でも素敵なものが売っているエンポリウムと近いから、そこに先に寄りましょう」と言う。
エンポリウムは大きい店だと。
そういえば、なんとかエンポリウムとかいうショッピングセンターあったような?
それのことか?
それに入っているフードコートとかレストラン?
ショッピングセンターなら、酒屋もあるかも?
じゃあイイんじゃない?
着いたところは土産物屋。
名前はエンポリウムなんちゃら。
なんだこりゃ。
憮然として降りないという私をいなす大人な友達。
友達が店でトイレを借りている間、私は腕を組んでマスクも取らず。
すぐに店を出て、ドライバーに「土産物屋じゃん、これ。土産物屋嫌いなんだよね」と言い捨てる。
ドライバーは「でも、エンポリウムだって言ったじゃないか」と食い下がるが、土産物屋の名前なんか知らんがな。
で、あんたが薦める料理屋もこの近くなんだよね、どこ?
歩いて行けるという。
ドライバーはよほどエンポリウムが好きらしく、その前で待っていると。
さて、今度はどんなヘボい店を用意したかと行ってみると、ファーストフード店的な何か。
こいつ、使えない。
ということで最終判決が出ました。
頼れるのはiPhone先生のみ。
最初から自分が薦める店に連れて行きたがり、こちらがスケジュールは決めていると伝えても、「私もあなたたちを“シンジロ”だから、あなたたちも“シンジロ”ミー」と変な日本語を交えて主張する。
そう言って信用に応える仕事をした人、いないから。
オールドデリーでぐったりと疲れた我々は、夕食をどこかで取って、またホテルまで戻るというのが煩わしくなった。
昼食が遅かったから、量もそんなにいらない。
持ち帰りの店はあんまり考えてなかったしなあ。どこでもできるとは思うけど…。
ドライバーがワーワーとうるさく、zomatoを使って調べる余裕もない。
最初のデリーのドライバーのおじちゃんに持ち帰りできる店を聞いたときはなかなか良い店に連れて行ってくれたから、今回も聞いてみよう。
それが甘かった。
おじちゃんはとても良いドライバーだったのだ。
このドライバーは「わかった。で、その店はさっきから薦めている何でも素敵なものが売っているエンポリウムと近いから、そこに先に寄りましょう」と言う。
エンポリウムは大きい店だと。
そういえば、なんとかエンポリウムとかいうショッピングセンターあったような?
それのことか?
それに入っているフードコートとかレストラン?
ショッピングセンターなら、酒屋もあるかも?
じゃあイイんじゃない?
着いたところは土産物屋。
名前はエンポリウムなんちゃら。
なんだこりゃ。
憮然として降りないという私をいなす大人な友達。
友達が店でトイレを借りている間、私は腕を組んでマスクも取らず。
すぐに店を出て、ドライバーに「土産物屋じゃん、これ。土産物屋嫌いなんだよね」と言い捨てる。
ドライバーは「でも、エンポリウムだって言ったじゃないか」と食い下がるが、土産物屋の名前なんか知らんがな。
で、あんたが薦める料理屋もこの近くなんだよね、どこ?
歩いて行けるという。
ドライバーはよほどエンポリウムが好きらしく、その前で待っていると。
さて、今度はどんなヘボい店を用意したかと行ってみると、ファーストフード店的な何か。
こいつ、使えない。
ということで最終判決が出ました。
頼れるのはiPhone先生のみ。
あ、アフガニーチキンを食べたAlkauserの持ち帰り用スタンドが比較的近いじゃないか!
数あるAlkauserの支店の中で、zomatoでの評価が最も高い店。
そこに行こう。
Google Mapに星を付けておいてよかった。
道がわからないとしらばっくれるドライバーに道案内をして、到着。
数あるAlkauserの支店の中で、zomatoでの評価が最も高い店。
そこに行こう。
Google Mapに星を付けておいてよかった。
道がわからないとしらばっくれるドライバーに道案内をして、到着。
たぶんアレ。
前半のデリー滞在時に昼食を取ったアッサム州出張所の前の路肩にあると、zomatoで読んだ。
しかし看板もないね。
でも当たり。
ここです。
注文係りのお兄さんが世話を焼いてくれ、無事にオーダー。
テーブルや椅子は出していないので、周囲で立ち食いするか、持ち帰るか。
立ち食いの場合はパッキングをせずに渡していた。
人気店らしく、客が次々やってくる。
「どうしてここを知ったの?」と不思議そうに他の客に聞かれ、「zomatoで見た」と応える。
そりゃそうだよねえ、こんなスタンドに外人旅行客こないよねえ。
小さいスタンドの中で、炭火で調理がされている。
パロータは丸い鉄板に広げた生地にギーを垂らしつつ、膨らまないように上から押しつけながら広げて焼いていく。
面白いなあ。
開け放ってないと、一酸化炭素中毒になるね。
できあがった料理を抱えてホテルへ。
720.00ルピー。
ミニバーのビールで乾杯!
お疲れ様でした!
Alkauserの名物でもあるKakori Kababは、歯がない人でも食べられるようにと考案されただけあって、肉のピュレのよう。クローブが香る。
歯ざわりは最初にグラーティで食べたGalouti Kebabにも似ている。
チキン・ティッカはぎゅっとつまっていて、硬いのとは違う。
まろやかなダル・マッカニー、そして大好きパラータ。
やはり美味しい。
ルームサービスでビールを追加し、満たされた。