2016/01/09

タージ・コロマンデル朝食、近辺散策 : インド5日目(チェンナイ)

早めに就寝したが、枕が変わると眠れないので、夜中に目が覚める。
おや?ドアに何か差し挟まれているぞ。

ホテルからの手紙。
曰く、「タルミナドゥ政府は24日をDry Dayに決めました。つきましては、0:00~24:00までホテルのあらゆる施設でアルコールの提供を控えさせていただきます。ミニバーも同様です」。

はぁ!?
なんだこの州。

ああ、ますます眠れない。

それでも朝は来る。
アルコール禁止な日の朝。

ホテルの朝食ビュッフェが充実しているのが救い。

インドはパンの種類が豊富だ。
ナンやチャパティのような小麦粉を使ったもの以外に、米や豆を使ったパンが地方ごとにたくさんある。
カレーと炭水化物の組み合わせが無限大で、飽きることはない。

イドリ。
米と豆をすり潰して醗酵させたタネで作る蒸しパン。
ドーサ同様に醗酵の酸味がある。
上のオレンジは豆の粉ベイスンにスパイスを混ぜたもの。

ポンガルは米とムングダール(緑豆)のお粥。
粒々の歯ごたえが残り、マスタードシードやカレーリーフなどが香る。

カチョリ。
薄い皮が膨らんで中が空洞になっている揚げパン。

他に、Semiya Kichidiという砕いたような短い細い麺のスパイス炒めも。
サンバルやグリーン、ココナッツ、オニオン、キャロットのチャトニー、アチャールとともに。

ヤクルトが普及しているのだなあ。

素焼きの器に入ったヨーグルトも食べてみる。
普通。

食後はチャイ。

ホテルの中庭。

暖かいが、プールに入っている人はいなかった。
水の問題がねえ。洪水後だし。

ロビーに飾られたガネーシャ様。

午前中は、ホテル周りをゆるゆる散策しよう。

南インドにはキリスト教徒が多いと聞いていたけど、本当みたいだ。

大きな教会をよく見かける。

店が開くまでぼんやり。

前の日に車から見かけたナッツ&スパイス屋らしき店に来てみる。
その名もNuts n Spice
チェンナイに複数店舗展開している。

コンビニ的な店内。

店の人が「豆の粉が入っているから、湯に溶かすだけでいいよ」と言うサンバルパウダーやラッサムパウダーを買う。

ぷらぷらと散歩。

エレベーターが故障した歩道橋に上る。
こっちの人は信号無視上等だから、使われている様子はない。

この後に見かけた工事現場でも、女性がかなり働いていて、瓦礫の撤去などを行っていた。

デリーと比べて、祠がカラフル。

シヴァ様ご一家。

お兄様には、母の風呂を覘こうとした父を静止して頭を切られ、その後に付けられたのが象の頭だったという過去あり。

前日の夜に通りかかった屋台では、米を茹でていた。

昼間はまた違った景色。

変わらず盛況なスタンド。
みんな朝食をとっているのかな。

値段交渉をして、オートリキシャ―に乗ってみる。
100円程度の違いなのだけど、みすみすボラれることもないなと思うので。
他のリキシャーに行こうとすると、値段はすぐに下がった。

しかし、この運転手が指定した場所を知らず、途中で反対に曲がった。
またしてもGoogle Mapを見ながら誘導。

目の前にスーパーがあったので、入る。
スーパーや市場が好きだ。
長時間居られる。

そういえば、デリーではスーパーを全く見かけなかったなあ。

お、ドラムスティックとバナナの花が売られている。

色々な形や大きさの米がある。
南インドで一般的な米はバスマティライスではなく、小さく丸い。

もちろん、スパイス売り場は充実。