ニューデリーは建物が大きくて緑で覆われているので、車からの景色に面白味がないのだが、アグラは生活が垣間見える。
アグラ城は城塞で、ゲームの舞台になりそうだ。
元々は全て色タイルで埋められていたのだろうか。
ここもインド人観光客が多い。
タージ・マハル同様に手入れされた庭。
みっしりと彫りもの。
一応、タージ・マハルが見えます。
猿やらリスやらもいる。
街灯が少ないための事故防止なのか、木の幹には色が塗られ、その下では小商いがされている。
一度来れば十分だと思うし、アグラにある他の遺跡を制覇したいとも思わないが、来てよかった。
15:00過ぎにはアグラを出発したので、夕方の濃霧にも巻き込まれずにデリーに戻れた。
さて夕食をどうするか。
店は考えていたが、疲れているし、部屋にワインも残っている。
ドライバーのおじさんが信用できそうだから、サモサなどを買って持ち帰れる店に連れて行ってもらうことにしよう。
で、おじさんのオススメ店、ベンガリ・スウィート・ハウス。
この角に3店くらい展開していて、人気のようだ。
メインは店名の通りのお菓子屋だが、同名の食堂やスナック屋も並んでいる。
食堂もなかなか賑わっていて、期待できそう。
食べ物の名前がわからないということで、中から見て選ばせてくれた。
気になるものを指さしオーダー。
カレーも各種ある。
お店の人のオススメに従い、プーリを。
パニプーリはハーブ水が腹にダメージを与えそうで避けていたのだが、これなら水道水を生で取ることがなさそう。
プーリはチャートと呼ばれるスナックで、カレーやサモサとは会計が別だった。
その場で揚げてシロップに浸けるジャレビを見るのは楽しいけど、食べきれなさそうだからなあ。
ホテルに戻り、まずはクラブラウンジで一飲み。
赤ワインが、詳しい人からオススメされていたスーラのもので、もちろんいただく。
温かみがあって、スパイシーな料理に合いそうなシラー。
インドつまみもちょっと試しましょうかね。
マッシュポテトにケシの実をまぶして揚げたのが、美味しかった。
さあ、ベンガリ・スウィート・ハウスで買ってきたもので部屋宴会だ。
ひよこ豆のカレーはシナモンが聞いている。
サモサや、パニールにパンのような生地を巻いて揚げたもの、乾いたカレーが入ったサモサ的なもの、すり潰したジャガイモにカレーやグリンピースを混ぜ込んで揚げたもの。
パリっとした薄いプーリにはジャガイモ、豆、ココナッツフレーク、ザクロなどが入っていて、上からタマリンド&シナモンのソースとグリーン・ソースとヨーグルトをかけて食べる。
全体的に甘さが加えてあって、シナモンなどのドライ風味のスパイスが効いている。
これはベンガル風なのだろうか?
元々お菓子屋だからなのか?