時間がなく、宿の近くのローマ料理の店、ヴェレモーセ・ベーネで昼食。
前を通った時に、夜も昼も賑わっていたので。
イタリアの田舎風デコレーション。
ちょいダサと過剰さが家っぽくて落ち着く。
13:00を超えると、ほとんどの席がうまっていた。
ワインはカラフの1/4がなく、ボトルの1/2から。
白のハウスワインはフラスカーティ。
そうそう、こういうのが食べたかった。
パッキーノトマト、タジャスカオリーブ、ケッパー、レモン汁のスパゲッティ。
絞った後のレモンを入れちゃうのが、イタリアっぽいなあ。
フリット盛り合わせ。
ユダヤ風カルチョーフィ、スップリ、ミントが香るクロケッタ、モッツァレラとアンチョビを詰めたズッキーニの花、ポテトチップ。
そういえば、ナポリでズッキーニの花のフリットの詰め物はモッツァレラのみが多かったが、ローマではそこにアンチョビが加わっていたな。
そして、なぜかローマではトマト味のライスコロッケをアランチーノでなくスップリと呼ぶ。
2つあって、具が違うと言われたことがある。
南の料理はほっとする。
家族経営のようで、キッチンから「叔父さーん」というような呼び声が聞こえてきたり。
熱々のカフェも南っぽくて嬉しい。
わざわざ食べに行くのではなく、近所の人たちに利用される店。