2015/01/13

隊長おかえりなさい会

バンコクでタイ料理研究家となった隊長が一時帰国中。
いつものキッチンスタジアム的お宅で宴会だ。

私はお馴染みツォップパンと、最近簡単に作れることを知ったタルトタタンを持参。

年末年始をテキサスで過ごした家主様からの前菜は、レインコースト・クリスプス。

イタリアワインはロッツォの阿部さんにセレクトしてもらったそう。
飲んだのは、カラヴァリオのサリーナ 2011とベナンティのネレッロ・マスカレーゼ 2006。

スクガラスの愛子ちゃんは沖縄のちゃんぷる~市場で買ったもの。
この漬け汁が魚醤的に活躍。

タワマン先生がビンゴで当てたポイヤック・ド・ラトゥール 2009。

タイオマージュで鯛めしとは、さすがなセレクト。

ラーパーツァイ。
箸休めのつもりが箸が休まらないほど人気。

MeWeのマネをしてスクガラスを島豆腐と。
田子さんのお皿がかわいいなあ。

同發のサックリングピッグと焼豚。

kumikoさんのローストポークと金柑のヤム。

プラのモンテ・グランデ 2012。
ソアヴェなのに水っぽくない。

家主様の手作り蟹焼売。
自家挽き肉使用だし、蟹満載だし。

もち米焼売も。

持ち寄りで自然に絶妙な組み合わせになるのが、食道楽の集い。

浅草姉さんが丸赤で仕入れてきてくれた魚たち。
神奈川の茹でタコ、富山の白海老、小肌、えぼ鯛。

そうなったら日本酒でしょう。
山同敦子さんの本で紹介されていて飲みたかった松の司のAZOLLA。

クリアな余韻が長い。

酒米の栽培者の名前が記載されている。

青森の鮭とばイチロー。
しっとりとして、食感も塩気もやわらかい。

さらに青森のたらこ。

日本酒が進んで、まんさくの花の亀の尾純米吟醸生詰もいく。

スヌ先生の中華風煮アワビをパクチーと。

これまた箸が休まらない箸休め。
クミンキャベツ。

さあ、隊長のタイ料理だ。

タイ語も流暢に話し、現地のプロ向け料理学校で学び、あらゆる店で食べ、地方料理にも精通した隊長。
元々ワインを仕事としていたし、とにかく舌の記憶力が尋常じゃないので、バンコクで開く料理教室ではワインとのマリアージュも提案しているそうだ。

タイの塩卵を使う。

イカの塩卵炒め。

半生トロリなイカに熟成した旨味の塩卵を溶いたソース。
タマネギとパプリカがシャキっとアクセント。
ソースを酸味のあるドイツパンで拭って食べるのがまた、たまらん。

今年もバンコクに行って、隊長の料理教室に参加したいなあ。

さらにタイから。
一昨年の年末のタイ旅行の時、隊長に案内してもらったオートーコー市場で出会ったフルーツ。

サポジラという名前だそうだ。
まるでブランデーのような風味がある。

出た!
隊長秘蔵のサロン 1996!

おかえりなさい!

隊長がバンコクに行く前に、秘蔵のサロン 1997を飲んだのだ。
1996はさらにバター。濃い黄色。

先ほどのタイのフルーツとの組み合わせに唸る。

サックリングピッグのアレンジ登場。
炒めて出た脂でネギも炒めて。
2度美味しいとはまさにこのこと。

焼豚はヤムに。

こういう即興の料理や組み合わせがホームパーティの醍醐味。

柚子の香る鯛めし。

タマリンドもタイから。
ねっとりとすっぱ甘い実は、ワインに合う。

いつも汁モノを用意してくれる家主様に感謝。
メイ先生レシピのスペアリブと沢庵のスープ。

白菜漬けをスープに入れたりはするが、沢庵とは。
漬物のスープに外れなし。

サボイキャベツのアンチョビ蒸し。

鯛めし茶漬けがしみる。

そろそろピノかね。

イタリア、マルカートのイプランディ 2013。

魚グリルで忘れ去られていた氷見の鰤カマも、こんがりと焼いて美味しくいただきましたよ。

白に戻り、スアヴィアのレ・リーヴェ 2010。

塩卵を蒸してみたり。
新しいメニューについて意見を出し、語り合う。

さらに泡。
ソーントン。

隊長、家主様、皆様、楽しい美味しい会をありがとうございました!
今年はもっと隊長に会えるといいなあ。
東京でも、バンコクでも。