おススメいただいたチーズ屋ローレン・デュボワには帰る日の朝、自転車でやって来た。
チーズ屋は早い時間から開いているから助かる。
ここはモダンな作りで、お兄さんたちが説明をしてくれる。
日本語が達者な人もいるそうな。
カトルオムのを食べて見直したブリ―。
イチヂク入りのにした。
プチプチとした種の歯触りがアクセント。
チーズとドライフルーツが一緒になっているお手軽さ。
オッソイラティはいくつか扱っている中から、一番熟成期間が長いものを。
結晶化している部分がある。
あとからじんわりと染み出てくるような旨味。
シェーブルはあまりフレッシュなものだと水が出るからと、お兄さんが買わせてくれず。
ボルドーのもの。
カマンベールはローレン・デュボワ特製(?)のものの中から、クセが強いほうを。
風味の方向は好みだけど、もっと芯がなくなるほどに熟成したものがよかったな。
ここで買いたいと思っていたバターは毎日入荷するわけではなく、代わりにこちらを。
バターは塩入りよりDouxが好きだ。
ベイユベール、ボルディエ、これと、こういうクラスのバターならどれも美味しい。
同時に食べ比べずに違いを感じるほど、私の舌は繊細ではない。
友達からお土産でいただいたトリュフ入りバター。
冷凍して取ってある。食べるのが楽しみだ。
ツォップのZ食パンをこんがりと焼いて、こんもりとバターを盛って食べよう。
おススメいただいたミオ・ジャムの、アプリコットやマンゴーなどオレンジ色フルーツミックス的なもの。
緑の蓋はフルーツの自然な甘さのもの、赤は加糖したものだとか。
確かに、フルーツピュレを食べているかのようなフレッシュさ。
チーズと合わせても美味しい。
右は友達手作りのリュバーブジャム。
酸味と甘味のバランスが良く、これもチーズと一緒にワシワシ食べて、すぐになくなってしまった。
肉関係の瓶詰各種。
他に缶詰も。
粋なお宅でいただいて美味しかった鴨のコンフィも買った。
このVIDALというメーカーはボン・マルシェに色々と並んでいた。
こういうものを買う時はできるだけ材料がシンプルなものを選ぶようにしている。
あまりスパイスが多く入ったものは、食べ飽きることが多い。
ブーダンノワールのペーストは家では食べきれないだろうから、何かの会の時に持って行こう。
前回と同じメーカーのパン・デ・ピス。
また同じピスタチオ&シトロン入りを選んでた。
昔、パレルモの、バスを乗り継いで行った小さな漁港にあるジェラテリアで食べたピスタチオのジェラートがあまりにも美味しくて、それ以来ピスタチオ入りのものを無視できないんだ。
ソーセージ関係。
左から3つはメゾン・ヴェロ。
ライヨール産、農家産、イベリコ・ベリョータのロンガニーザ。
右はBellota Bellotaのチョリソ。
鰹節の香りがする。
乾燥しきっていないし塩も控えめ。
手で押すとへこむような柔らかさ。
メゾン・ヴェロのセレクションに間違いはない。
Bellota Bellotaって、どう発音するんだ?
ベリョータベリョータ?
味見をしたら、あまりの美味しさにポーっとして、うっかり買ってしまっていた生ハム。
250gで1万円くらいしましたけど。
脂の甘味はもちろん、奥行きや余韻の長さが尋常じゃない。
こういうのを味わうと、そこそこなのは食べなくてもよいかなと思うから、長い目で見ればお得なのか?
パリで買い食いしたピスタチオとイチヂクのタルト。
フランスのイチヂクは黒くてキュっとしまっている。
イタリアは緑のほうが美味しいと言われていたけど、パリでは緑のイチヂクを見かけなかった。
近くても違うのだな。