前回昼に食事をし、マルシェ・サンジェルマンに面した立地の良さと、軽やかトラッドな料理が気に入ったL'AGで、今回も最後の昼食。
すっかり人気になっていて、気が付くと満席。
出発の日はいつも思いもよらぬことがあり、バタバタして時間がなくなるのだ。
行ったことのない店でと思ったが、1時間半しかないので、ホテル近所では今のところ最も好みなこちらで。
前回はメインに魚をいただいたので、今回は肉にしよう。
グラスの白ワインの中から、サンセールを。
Eric Cottat。
お通しはパルミジャーノチーズのクッキー。
アスパラガスのスープと、上の泡は何だったかな?
Couteauxの文字を見かけたら、つい頼んでしまう。
前菜はマテ貝の炭火焼き、マンゴー、アボカドソース。
目新しいけど、無理なくしっくりとまとまっている。
貝とマンゴー、家でもやってみたいけど、マンゴーを料理に使うなんて、もったいなくてできないだろうな。
メインは仔牛腕肉のコンフィ。
余分な脂と共に旨味も流れ出てしまったと思われる。
肉の煮込みって難しい。
ここは1皿がたっぷりとしていて、そういうクラシックさを残しているところも好きなのだけど、料理が口に合わないと持て余す。
残念だ。
肉に赤。
ミュッサンのクローズ・エルミタージュ、Les Entrecoeurs 2012。
デザートでなく、チーズを。
シェーブル2種にリンゴのチャツネ。
これまたたっぷり。
右岸にあったらそんなに魅力を感じないのかもしれないが、ホテルから近いという理由が大きく、また来るだろう。
好きな方向の料理だし、当たりもある。お得と感じもする。
夜に一度来て、本当に自分の好みの店か、確かめたいものだ。