前回ミラノで買ったチーズやソーセージがまだあるが、次の出張は先だから。
今回パリで買ってきたのは、メゾン・ヴェロで生生しくしっとりとしたMaison Marionのソーシソンと、凝縮した風味のオテイザのピマン・デスペレット入りソーシソン。
オテイザの店で味見したり買ったりしたソーシソンは塩辛かったのだが、ヴェロのセレクションのものは塩梅が良い。
そして、オベルカンフのマルシェで買った猪のソーシソン。猪の肉のスパイシーさが活きている。
たまたま通りかかったら、マルシェをやっていたオベルカンフ。
庶民的で好きなマルシェだ。
葉ものの青々とした勢いの良さや、ジャガイモの種類の多さに見惚れる。
気前の良いお姉さんの屋台で売られていたソーシソンが美味しそうで、買ったらおまけをくれた。
お年寄り犬がよぼよぼと。
ブルドックやパグなどの皺の多い犬は、パリの乾燥した気候が合うのだろう。
よく見かける。
チーズはローレン・デュボワかカトル・オムで買いたかったのだが、月曜も休みであることをすっかり忘れていた。
どちらも日曜と月曜が休み。
あわててボン・マルシェに行き、ある中で最も長期熟成のコンテと、シェーブルのトムのクセの強いもの、フレッシュなシェーブル2種を買う。
バターはまだ十分にあるので、ベイユヴェールのドゥミ・セルを1つ。
自分は無塩が好きなのだが、けっこう有塩好きが多いようなので、お持たせ用に。
ホームパーティに持参すると喜ばれるであろう缶詰の鴨コンフィとスパイスハーブミックス(サラダ用と鶏料理用)はリニューアルされたラファイエット・グルメで。
去年の秋に買って帰って美味しかったミオジャム(グリーン蓋のほう)も。
以前は乳製品やスパイスなど、日本で見かけないものや高額なものを買ってきたりもしていたが、結局、使い切らずにダメにしてしまうことがわかった。
このペースで出張している間は、家で確実に食べるものを補充するくらいが良いという結論。