2015/03/25

東京穆斯林飯店、 コメジルシ

タイ料理や中華料理に精通したはっしー先生が、インスタで美味しそうな店を載せている。
そこ、行きたいです!
ということで設定していただいた食事会。
送られてきた店名は、東京ムスリム飯店…。
東京でムスリムで飯店か。
ムスリム中華の店なのだそうだ。
場所は錦糸町駅近くの地下。
オープンして日が浅いが、行った木曜日はムスリム的金曜日なのか、ヒジャブ着用な方々で賑わっていた。

老虎菜。
ごま油が効いていて、神田のあの店のより好きだ。
薬味としても活躍するので、後からリピートもした。

茹で羊のハチノスって、初めて食べた。
弾力があっても柔らかくすんなり噛みきれて、脂も軽い。
これ、好きだなあ。

スパイス胡麻ダレとニンニククミン醤油ダレがある。
はっしー先生たちが前回食べた時は胡麻ダレで、今回は醤油ダレ。
で、胡麻のほうもリクエストして出してもらった。
どちらが好きかは好みの分かれるところ。

タレたちは残しておいて、後からの料理につけたり。

薄切りラム肉の炒め煮。
これは赤ワインが欲しくなる。

ラム肉串焼き。
肉の脂と赤身の混ざり方が、今まで食べた羊串の中で一番好み(サンプル数は少ないが)。
スパイスの配合バランスも。

茹でピーナツとセロリ。

肉付羊骨の麻辣鍋は、ムスリムカムジャタンのような。
肉よりもスープを楽しむ鍋だ。

ジャガイモ千切り和え物は、なぜか揚げ物の香ばしさがある。
ジャガイモを油通ししているのか?

海鮮春巻き。
プリップリの海老入りで、ちゃんと美味しいのに驚いた。

羊肉水餃子がまた、旨い。
皮は皮、具は具で主張があって、グズグズになっていなくて、でもまとまっている。
いわゆる「羊肉入れときゃ満足なんでしょ」的なものとは一線を画する。

蘭州牛肉麺。
もう少し濃いものを想像していたので、ちょっと拍子抜けした。
クリアなのに深い出汁のスープにはシナモンが香り、これはこれで好きな人も多いだろう。
自分はシナモンが立っている料理があまり好きではないので、今回食べたものの中で唯一、もう頼まなくて良いと思った。

薄切り大根が具になっているのが面白い。

ここは何を食べても旨いので、普通なメニューも頼んでみたくなる。
麻婆豆腐。
こういうスパイス使いもありかと。
食べる価値がある。

春雨とセロリ炒め。
チャプチェのような春雨がソースを吸い込んでいて、濃過ぎる手前のギリギリのところ。
そこそこ満腹でも箸が止まらない。

これ、釜飯屋であるヤツですよね?

羊肉釜飯。
テーブルに運ばれたら、しばらく蒸らすこと。
それを知らずに開けたら、汁だくだった。

きっちり香る羊が、お好きな人にはたまらない。

この店の料理、見た目は微塵もそそらないのに、食べると妙に美味しい。
それぞれに違った味わいや強弱もあって、口飽きないし、片っ端から食べてみたくなる。
店員さんたちはニコニコと笑顔で親切。
次回はもう少し大人数で行きましょう!

ずっとビールだったから別のものが飲みたいねと、浅草姐さんの案内で、スカイツリーまで夜散歩。

この日は靄っていて、上は見えず。

スカイツリー下にある華美なファミレスへ。

ここのフルーツモヒートがバカにできないのだそうだ。

オーソドックスなモヒートもミントごっそり。
この日はイチゴモヒートが粒々フレッシュで、良いデザートになった。
季節柄、マンゴーモヒートはイマイチ。

ピッチャー3つをガっと飲んで、じゃ、次行こう。

浅草姐さんの最近のお気に入り、コメジルシ。
駅から直結する古い地下街に新しくできた日本酒バーだ。

お任せで6種類出していただく。
いやー、楽しいなあ。

写楽の純愛仕込、純米吟醸山田錦
貴、純米吟醸山田錦、生、新酒
三重錦、純米、神の穂、生
裏ちえびじん、番外編は2014年のと2015年のを飲み比べ
菊鷹、山廃吟醸、雄飛

つまみは炙ったホタルイカでいい。

チャッカマン付で出てくる干しホタルイカと、生カラスミ、いぶりがっこ。

さらに3種、お願いします。

滋賀の笑四季酒蔵classique、創業120周年記念醸造
花垣の純米、奥越前名水仕込み
射美、槽場無濾過生原酒

炙りカマンベールに生カラスミを混ぜて食べるのがヤバい。


はっしー先生、浅草姐さん、ありがとうございました!