タイ料理や中華料理に精通したはっしー先生が、インスタで美味しそうな店を載せている。
そこ、行きたいです!
ということで設定していただいた食事会。
送られてきた店名は、東京ムスリム飯店…。
東京でムスリムで飯店か。
ムスリム中華の店なのだそうだ。
場所は錦糸町駅近くの地下。
オープンして日が浅いが、行った木曜日はムスリム的金曜日なのか、ヒジャブ着用な方々で賑わっていた。
老虎菜。
ごま油が効いていて、神田のあの店のより好きだ。
薬味としても活躍するので、後からリピートもした。
茹で羊のハチノスって、初めて食べた。
弾力があっても柔らかくすんなり噛みきれて、脂も軽い。
これ、好きだなあ。
スパイス胡麻ダレとニンニククミン醤油ダレがある。
はっしー先生たちが前回食べた時は胡麻ダレで、今回は醤油ダレ。
で、胡麻のほうもリクエストして出してもらった。
どちらが好きかは好みの分かれるところ。
タレたちは残しておいて、後からの料理につけたり。
薄切りラム肉の炒め煮。
これは赤ワインが欲しくなる。
ラム肉串焼き。
肉の脂と赤身の混ざり方が、今まで食べた羊串の中で一番好み(サンプル数は少ないが)。
スパイスの配合バランスも。
茹でピーナツとセロリ。
肉付羊骨の麻辣鍋は、ムスリムカムジャタンのような。
肉よりもスープを楽しむ鍋だ。
ジャガイモ千切り和え物は、なぜか揚げ物の香ばしさがある。
ジャガイモを油通ししているのか?
海鮮春巻き。
プリップリの海老入りで、ちゃんと美味しいのに驚いた。
羊肉水餃子がまた、旨い。
皮は皮、具は具で主張があって、グズグズになっていなくて、でもまとまっている。
いわゆる「羊肉入れときゃ満足なんでしょ」的なものとは一線を画する。
蘭州牛肉麺。
もう少し濃いものを想像していたので、ちょっと拍子抜けした。
クリアなのに深い出汁のスープにはシナモンが香り、これはこれで好きな人も多いだろう。
自分はシナモンが立っている料理があまり好きではないので、今回食べたものの中で唯一、もう頼まなくて良いと思った。
薄切り大根が具になっているのが面白い。
ここは何を食べても旨いので、普通なメニューも頼んでみたくなる。
麻婆豆腐。
こういうスパイス使いもありかと。
食べる価値がある。
春雨とセロリ炒め。
チャプチェのような春雨がソースを吸い込んでいて、濃過ぎる手前のギリギリのところ。
そこそこ満腹でも箸が止まらない。
これ、釜飯屋であるヤツですよね?
羊肉釜飯。
テーブルに運ばれたら、しばらく蒸らすこと。
それを知らずに開けたら、汁だくだった。
きっちり香る羊が、お好きな人にはたまらない。
この店の料理、見た目は微塵もそそらないのに、食べると妙に美味しい。
それぞれに違った味わいや強弱もあって、口飽きないし、片っ端から食べてみたくなる。
店員さんたちはニコニコと笑顔で親切。
次回はもう少し大人数で行きましょう!
ずっとビールだったから別のものが飲みたいねと、浅草姐さんの案内で、スカイツリーまで夜散歩。
この日は靄っていて、上は見えず。
スカイツリー下にある華美なファミレスへ。
ここのフルーツモヒートがバカにできないのだそうだ。
オーソドックスなモヒートもミントごっそり。
この日はイチゴモヒートが粒々フレッシュで、良いデザートになった。
季節柄、マンゴーモヒートはイマイチ。
ピッチャー3つをガっと飲んで、じゃ、次行こう。
浅草姐さんの最近のお気に入り、コメジルシ。
駅から直結する古い地下街に新しくできた日本酒バーだ。
お任せで6種類出していただく。
いやー、楽しいなあ。
写楽の純愛仕込、純米吟醸山田錦
貴、純米吟醸山田錦、生、新酒
三重錦、純米、神の穂、生
裏ちえびじん、番外編は2014年のと2015年のを飲み比べ
菊鷹、山廃吟醸、雄飛
つまみは炙ったホタルイカでいい。
チャッカマン付で出てくる干しホタルイカと、生カラスミ、いぶりがっこ。
さらに3種、お願いします。
滋賀の笑四季酒蔵classique、創業120周年記念醸造
花垣の純米、奥越前名水仕込み
射美、槽場無濾過生原酒
炙りカマンベールに生カラスミを混ぜて食べるのがヤバい。
はっしー先生、浅草姐さん、ありがとうございました!