お馴染みのメゾン・ヴェロ。
土曜日の夕方は外まで行列ができている。
ここは一列に並び、お店の人が順番に声をかけてくれるので、それから注文をして、代金を払って受け取るシステム。
英語を話す人が少ないが、指さしやジェスチャーでどうにかなる。
家に持ち帰る用にソーシソンを丸ごと2本、日曜の夜の友達の家での宴会用にシャルキュトリーをいくつか。
買い過ぎないように自制しつつ、その日のオススメ風に目立つ場所に置いてあるものを選ぶ。
小さく刻んだリンゴの入ったブーダンノワールは長く蜷局を巻いていて、好きな量を切ってもらう。
この日のイチオシらしきパイ包み焼きは、フォアグラやトリュフがごっそりと入っていて贅沢。
毎回思うが、パイ自体も美味しい。
以前から気になっていた豚の角煮風物体。
よく脂を落としていて、しっとりしているがもたれない。
スパイスは控えめなので、ハムのようでもある。
自転車で来る途中にあったル・ノートルが日曜も開いていたので、小さ目のキッシュ・ロレーヌ。
贅沢な乳製品使い。
家主様が料理上手なので、いつも楽しみな宴会。
マッシュルームやトマト、カブなど、色々野菜のピクルス。
レーヌ・ジャンヌのクレマン・ド・ジュラで乾杯。
ビーツとオレンジとクレソン、ナッツのサラダ。
歯応えやフレッシュさ、苦味や甘味、歯ごたえの組み合わせ。
シャキシャキしつつ火を通した白菜の甘さや柔らかさもあって、不思議な食感の野菜のチーズ卵とじ。
後を引く旨さで、ダラダラ食べ続けてしまう。
野菜はBelette(ブレット)というそうな。
ツルツルで肉厚。
茹でてから使うのだそう。
日本では見かけない野菜を説明付きで味わえるのが嬉しい。
赤ワイン。
Patrick CottonのBrouilly、Cuvee Clos Cadard 2012。
こちらで習って家でも作ったヨーグルト味噌漬け。
ラディッシュとオクラ。
羊肉団子の入ったエスニックトマトスープ。
こういうの好きだなあ。
自家挽き肉だという羊肉はしっかりと主張し、程よく香るスパイス。
料理上手な家には美味しいものが集まる。
お土産でもらったという湯布院のジャム工房、kotokotoyaのリンゴのコンポートをデザート代わりに。
お陰様で、出張が楽しみになりました。
いつもありがとうございます!