Racinesなどのお店を立ち上げたり売ったりした人の新しいお店ができたということで、ランチに突撃してみた。
HEIMAT。
13:00を過ぎていたので空席は少なかったが、まだ大丈夫。
シェフはイタリア人だとか。
ランチは前菜、メイン、デザートをそれぞれ2つの中から選ぶプリフィクス。
内2品だと26ユーロ。
出た、端っこ盛り。
落ち着かなくて、なんでこんな風に盛るのか全く理解できない。
でも、料理自体は捻りすぎていなくて一安心。
肉厚のイカのソテーに芽キャベツや青梗菜のような野菜、イカスミソースの泡。
イカの下にはレモンの香るバタークリームというか、白いオランデーズソースのようなもの。
トスカーナ風トリッパ。
トマトソースで、でも重さがあって、やっぱりフランス的な解釈だなと思う。
長く煮込んだコクではなくて、乳製品的なまったりとした舌触り。
メインのもう一つの選択肢はリガトーニだった。
夜は少量の皿がたくさん出てくるタイプのコースだそうだ。
白ワイン(シャルドネ)と赤ワイン(ガメイ)をそれぞれグラスでいただいて、計48ユーロ。
ワインはここもビオだ。
HEIMATはパレ・ロワイヤルのすぐ横だったので、腹ごなしに散歩をしながらホテルまで戻ることにする。
空気は冷たいが、陽射しが眩しい。
美しい庭。
陰まで計算されているのか。
ついこの間まで雨続きだったそうで、陽射しを求めて外で歓談する人々。
やはり春は来ている。
パリのこういう庭の管理は徹底していて、植木は整えられ、隅っこにもゴミなど落ちていない。
隣にある文化庁には縞々の円柱が並ぶ。