一度観た演目でも、面白さと感動に変わりはない。
芸というもの。
お連れいただき、ありがとうございます。
来年も何卒。
さて、落語後。
古典の場合は日本酒が飲みたくなる。
日曜日で、思い当たる店は休み。
初めての店に行ってみよう。
富ヶ谷のビルの2階。
ひっそりとした看板のSakeria 酒坊主。
喉を潤すべく、まずはクラフトビール。
日替わりで色々と揃えているそう。
ワイングラスでいただけるアメリカのミスチーフにする。
友達はデンマークのミッケラー。
左側ので、20種類の酵母を使用しているそうだ。
ラベルがかわいい。
お通しは大豆の醤油漬けと茄子の煮浸し。
大豆の歯ごたえがついついつまませる。
クレソンと豆苗のサラダに入ったこのツブツブは何だろう?
ゴマじゃないし。
聞いたら、お米を煎って粉にしたもの、要はカオクワだそう。
歯ごたえ的に良いアイデア。
料理のメニューは多くないが、季節感があるし、自由な発想で組み合わされた食材や調味料がそそるものばかり。
こりゃ、当たりだね。
日本酒いきますか。
お猪口を選ばせてくれる。
好みを伝えて、お任せを。
綿谷は辛口すぎた。
酉与右衛門。
ヒラマサだったかな。
かんずりと。
なんと!自家製醗酵ソーセージ!
ネームパウダーを使っていないネームだそうだ。
炙ってあるが、酸味がしっかり。
夏のみのメニューで、醗酵は常温で3日とのこと。
好みだったのが、隆。
鮎のコンフィにスイカのソース。
白いのは豆乳クリームだったかな。
とんぼラベル。
長芋とピータンの腐乳ソース。
透明感のある腐乳ソース。
超王禄。
他の人が食べている羊肉のハンバーグが猛烈に魅力的だが、売り切れ。
マサラ風味の煮込みにする。
こういった料理でも、日本酒に合うように作られている。
ちょっとシュワっとしたくて、グラスでビール。
イタリア、トカルマットのワーキング・クラス・マイルド。
ズッキーニとキウイにフレッシュなシェーブルと松の実。
この辺りで日本酒を飲みたい時の選択肢が増えた。
料理や器のセンスが好みだし、サービスも心地よい。
こういう店が家の近くにあったら、1人ででも頻繁に立ち寄りそう。