2014/08/09

パイス バスコ から ラ カサリンガ

銀座で飲み食いしよう。
友達の好みなどを考えつつ、店を探し、スペインバスクのバル、パイス バスコにする。
いつも料理やワインに大満足の店じゃなきゃいけないってもんでもない。
美味しいものに気を取られずに会話をしたい時もある。
だから、この日の目的には合っていた。
私には響かなかったけどね。
ボトルのチャコリは色々と揃えられているが、グラスで飲めるワインが少ない。
料理も、最近増殖しているスペインバルたちのとの差が感じられず、ここでなければならない理由が見つからない。


自分が好きな店は、どこもクセがある。
耐えられないという人たちも多いが、ハマると唯一無二の存在になる。
そういう店。
料理の好み、コストパフォーマンスについての感想は個人的で直感的なもの。
美味しいと思う瞬間は理由もわからず、ただガツンとやられるのだ。
後からその高揚感の出どころを紐解く。
それぞれのジャンルで好きな店がけっこうあり、食友との会の時は、もう、そういう店だけ回っていればよいのかなとも思ったり。
突然、新規開拓意欲に燃えたりもするが。

酔っぱらった友達をタクシーに押し込み、さて、私はまだ終われない。
舌が満たされていない。

そうだ、カルネヴィーノの元マネージャー様が丸の内のラ カサリンガでマネージャーをされている。
カウンターでワインだけいただこう。

グラスをお任せで。

自然派なワイン好きだったり、そういうワインに興味がある人は、ここでマネージャー様に一任すればいい。
その時開いているものにもよるのだろうが、めくるめく展開がある。

私は自然派好きというのではないが、こだわりのあるセレクトは楽しい。

お陰様で、充実した気持ちで帰宅。

ええ、タクシーでね。