平日に休みを取った日の、浅草から始まる昼飲み食い。
まずは浅草姉さんご夫婦がお気に入りの店、468(ヨーロッパ)。
棒鮨が有名な鮨屋であるらしい。
きちっと折り目正しく清潔な白い空間。
外観を見て、店に入った瞬間、もうすでにこの店を好きになっていた。
本日のメンバー3人が揃ったところで、ビールで乾杯。
よろしくお願いします。
料理はすべて分けて出してくれた。
鯵の南蛮漬け。
葱に小さなトマト。
出汁と酢のバランスが好み。
汁も飲み干す。
なすのたいたん。
千切り生姜を添えた少し甘めの味付けのなす。
鱧松茸鍋。
今年初の松茸。
日本酒をいただこう。
1合ずつ色々な種類を。
じゃこと甘長は炒め。
甘長って初めて聞いた。
伏見唐辛子のような辛くないものをそう呼ぶんですな。
棒鮨。
穴子と鯖。
なんと完成された美味しさ。
きっちり。
この店の全てに一貫性がある。
包丁で細工された笹がガリを乗せている。
また、このガリが旨い。
極薄でミネラル。
コレで酒がすすむ。
棒鮨と並んでここの名物でもあるという芋吸。
じゃがいもの粘度があるすり流し。
中にはじゃがいも餅のような揚げモノが入っている。
出汁の良さが引き立つね。
寒い時にはこれで温まるだろうし、この暑いさなかには、汗をかいてすっきりとする。
押し鮨をもう少しいただこう。
卵と海老、ふわふわのキス。
最初の印象よりもさらに好きだった。
ぜひまた来たいし、持ち帰りで買える穴子の棒鮨を、お持たせとして利用したい。
河童橋の道具街に行く手前で、浅草姉さんおすすめの和菓子屋、梅源でお土産を買う。
さつまいもの甘納豆的なものやきんつばが、家族にえらく好評だった。
河童橋で買い物後、点心爛漫へ。
持ち帰りの他に、小さなカウンターで食事もできる餃子屋。
お通しのザーサイ。
ビールをいくら飲んでも干上がっていくねえ。
焼き餃子。
わざとらしく汁だくにしていないのがイイ。
春巻きは、3人だから1本増やしてもらった。
適当に揚げているのだけど、具が美味しいんだな。
ちょっと立ち寄って、ビールと餃子をやって小腹を満たすには最適。
辛味噌ネギラーメンも食べてみたいなあ。
仲見世で舟和の芋羊羹ソフトクリームを3人で分けつつ食べて、浅草姉さんと別れる。
芋羊羹ソフトクリーム、笑えるほど芋羊羹だ。
で、北千住に移動して、徳多和良。
17:00過ぎだったから、外でしばし待つ。
長居はできない店だから、そんなに待たずに入店できる。
鯵の酢じめ。
白魚と三つ葉のかき揚げ。
スズキ焼霜造り。
仕事をしてある刺身が美味しくてね。
日本酒も。
冬瓜そぼろ煮。
ビールに戻ったり。
北千住の和な居酒屋では、ここが一番好きなのだ。
ご一緒した方は近くに用事があると、1人で立ち寄るとか。
店も客も放っておいてくれるから、自分のペースでゆったりと楽しめるのだそう。
そういう店ですなあ。
ボケロンに行ったら満席で、イル・ポルトローネ。
黒板にメニューがぎっしり。
ワインは1本6杯取りで、ボトルの1/6の金額がグラス代金だとのこと。
なら、グラスで色々飲もう。
大麦のサラダ。
鮭のプロッシュートを頼んでみたら、味は鮭とばのようであった。
クラシックなカルボナーラ。
カルボナーラは2種類あって、こちらはベーコンと卵とチーズのイタリアらしい作り。
土佐赤牛推しで、いくつか料理があった中から、タリアータ。
添えられた2種類の塩でいただく。
1人で来て、パスタを食べてワインを飲みながら漫画を読んでいるおじさまがいたり。
家庭的な居心地の良さがある。
知り合いの店があるので、ちょっと寄りませんか?ということで、カーサ・カルマ。
北千住にこんな本格的にイタリアンな店があるんですなあ。
キャンティ・クラシコをボトルで。
ブォンドンノ。
温かみがある。
お通しの自家製グリッシーニはチーズ入りと2種。
そこそこ食べてきているのでと、おつまみを盛り合わせてもらった。
どれも丁寧に手を加えられている。
盛り上がって、チーズ盛り合わせも。
グラスで白も。
サービスの方もきちんとプロで、まさか北千住でこういう店に出会えるとは思わなかった。
後から調べたら、太めスパゲッティが美味しそうじゃないか。
次回はお腹を空かせてきて、パスタやメインもいただきたいものだ。
で、しめにボケロン。
この時点での箕面ビールたち。
おさるがかわいいね。
やっぱり、モツ煮込み食べてたんだ…。
記憶ならない。
前回のボケロンの時に、お店の人がコレをオススメしているのを聞いて、食べてみたいと思ってたんだよな。
己の食欲恐るべし。
再度食べてみなくてはいかん。
解散時の記憶はないけれど、無事に電車で家に帰りつきましたよ。
楽しい美味しい1日をありがとうございました!