イタリア語で赤牛が店名のヴァッカロッサでランチ。
真っ白な店内には、家族でのお客さんが多い様子。
自家製パンは塩の入らないトスカーナ風。
ここに来ておいてパスタランチはないだろうと、土佐あかうし薪焼きコースにする。
前菜盛り合わせには、ズッキーニとホースラディッシュの冷製、モンサンミッシェルのムール貝、ソプラッサータ、土佐あかうしのラルド。
フェンネルが香る生々で甘いラルドが印象深い。
パスタは同じ金額で別のものにしてくれるというので、全員違うものにしてもらった。
土佐生姜のスパゲッティーニ。
生姜入りアーリオオーリオかな。
グラスで白を。
パラジェットのヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ。
土佐あかうしのラグー、生タリアテッレで。
カラスミとズッキーニ、タラ(?)の冷製パスタ。
うーん、どれも味は良いのだけど、グっとこない。
値段的なことを考えても、王道系なパスタよりは、もっとクリエイティヴでオリジナルな方向に走ったほうがコースとしての満足度が増すと思う。
土佐あかうしの薪焼き。
この日の部位はいちぼ。
旨味は濃いが脂が主張しすぎず、かつやわらかいという肉も、焼き加減の的確さもさすが。
付け合せは白いんげん豆の煮込みとパプリカのマリネ(だったような)。
ありがとうございます!
ご一緒した友達に感謝。
デザートはカフェのグラニタを使ったティラミス。
小さいドルチェの盛り合わせでなく、こういう1品がしっかりと出てくるのはうれしい。
次回に来ることがあったら、前菜とビステッカ・フィオレンティーナをアラカルトでいただくだろう。
って、アラカルトはあるのか?
さて、胃袋友達も私も、まだまだ胃袋に余裕あり。
次はどこに行こうか?
土曜の14:30。もうほとんどの店が中休みに入っている。
友達が思いついて六本木まで移動。
香妃園。
通しで開いている。
老舗感満載な内装がいいねえ。
ここで食べるべきは、細切りの搾菜と、
鶏煮込みそばだけだとのこと。
2人前にしておく。
細うどんのようなやわらかい麺と、鶏出汁ごっそりで優しく強い白湯スープ。
具は大根葉のような青菜と鶏小片のみ。
旨いねえ…。
2杯目からは搾菜を入れて。
細切り指定なのは、麺と一緒に食べやすいように。
満足満足。
インスタのコメントによると、みんなそれぞれに香妃園のマイメニューがあるらしい。
だろうねえ。
ふと、たまらなく食べたくなる麺。