渋谷で落語後、一番近い高太郎は満席で8組待ちとのこと。
美味しいお刺身と端正な料理が食べたい。
で、笹吟に電話すると、席があるという。
代々木上原まで移動。
この日のお通しは蕪とトマト、イカ、セロリの葉。
刺身は3種盛り。
微発泡薄濁りな日本酒と。
和え物のメニューから攻めるのが決まり。
鱧皮と加賀太キュウリのみぞれ和え。
鱧皮のくにゅっとした歯ごたえ、瓜のような食感の加賀太キュウリ。
酸味の頃合いの良さ。
妥協せずにここまで来てよかったねえ。
焼き鮎とミョウガのみどり酢和え。
おろしたキュウリにたで酢だろうか。
イチヂクと白だつの落花生和え。
ねっとりしたイチヂクに白だつのシャキシャキ、そして、これには胡麻でなく落花生なのだ。
どれが欠けてもいけないし、他に加えるものもない、完璧な組み合わせ。
白だつって何だろ?とGGったら、白いずいきだった。
納得の歯触り。
シャコと揚げ茄子のずんだ和え。
シャコと茄子に対してずんだが重く感じた。
日高見にこんなラベルのがあるのですな。
シャコと谷中生姜の天ぷら。
穴子の酒盗焼き、九条葱添え。
葱の切り方の重要さ。
酒盗を使った料理は塩辛く転ぶことが多いが、これは良い塩梅。さすがなり。
レトロなラベルがイイ。
日本酒は好みを伝えてお任せで出してもらうのが楽しい。
汲みあげ湯葉と生うに。
トロトロつながり。
長芋の柚香漬け。
レバーチーズも侮れないメニューだ。
チビチビではなく、ワシワシいってしまう。
水茄子のぬか漬けでさっぱり。
白酒さんの落語の後によく合うラベル。
良い晩でした。
ありがとうございます。