2014/08/20

第2回 鎌倉飲み食い合宿 その2: 大磯 るふらん

鎌倉に来たら、ファブリックキャンプには寄らなければ。
インドやアフリカなど、世界中から集められた布にうっとり。

そして、電車に乗って大磯へ。

由比ヶ浜と違って、ずいぶんと空いているな。

昔ながらの海の家が渋い。

ちょっと早いから、海を眺めながらビール。

で、この日の夕食は住宅街の中にポツりとある、るふらん。
たまたま通りがかることなどない場所。
メゼババを教えてくれた方が、推薦していたのだ。

手前はワインバー兼ワインショップのあぺろ。

古民家風の造りを活かしていて、そこにターンテーブルがあったり。

落ち着くなあ。

まずは、泡からいただきますかね。
ボトルで。

おススメいただいた中から、ナナ・ヴァン・エ・カンパニーのyou are so bubbly。

生姜がしっかりと辛い、そして酸っぱいピクルス。
ミョウガも。

ひな鶏のローストチキンは、これから釜で焼かれますよと。

グレープフルーツとパクチーに、セロリの葉がごっそりのサラダ。

このゼッポリーニ、美味しかったな。
一般的なものよりアオサ度がかなり高くて、胡麻も入っている。
表面がガリっとするほど揚げてもいるから、海苔煎餅っぽくて、冷めても美味しさが損なわれない。

このメニューがあるのは窯焼きピッツァが売りだからなのだけど、ランチでピッツァを食べたので、今回はスルー。

もう焼きあがったのか!?
ピッツァを焼く窯で高温短時間焼きされたひな鶏。
残念ながら、左の大きいのは別の団体さん用。

ここは店主が自分の作りたいものを出しているようで、ジャンルに囚われない自由なメニュー構成が楽しい。

皮から作った豚肉のジューシィ焼き餃子。

白をいきましょう。

スペイン、ヴィノス・カノ・ザルコのアイレ・エン・エル・パティオ。
リポビタンDっぽいと言っていたのは、これだったっけ?

麻炸裂の四川風トリッパ。

となると、ワインよりもビールを合わせたい。

チリのソット・ストロング。

こうやって、いろんなジャンルの美味しいものを食べて、それに合わせて飲み物を変えたりもしてってのは、より美味しく楽しんでやろうと集中力が高まる。

おおっ!窯焼きひな鶏。

薄皮一枚がパリっと、そのすぐ下からは肉汁ひたひた。
これは窯だからこそなんでしょうなあ。

フライドポテトがまた、旨い。

じゃ、赤で。

ジェローム・ジュレのラブリ。

最後にグラスで白をいきたい。
新たに開けてくれるのがうれしい。

グレゴワール・ペロンのトゥタンカノーン。
なんだかシェーブルのような香りで、

シェーブルチーズとよく合った。

リモンチェットまでいただく。

いやー、いい店だなあ。
大磯まで来てよかった。
親戚の家に遊びに来ているような環境が、すごく合っている。
ジャンルは違えど、料理には一貫した趣味を感じる。それは内装にも、この立地にも。
すべてが調和していることの安心感が、居心地の良さなのだろう。


さあ、鎌倉に戻って、夜はまだまだ。