夏ですな。
暑い季節は南なイタリア料理が合う気がする。
スイカとプロシュットの前菜のバランスを取るのはオレンジやリキュール、フェンネルシード。
イチヂクやメロンなどのねっとり果物との相性が良いプロシュットに、スイカだけでは心もとないのだ。
カボチャとアーモンドのスープ。
これは苦手だった。
アーモンド自体に甘さがあるから、カボチャもシナモンも無しで、むしろ塩気のあるものを合わせたい。
もったりとしたものには、アクセントが欲しくもある。
シチリアで食べたスープがカリっとした歯ごたえにアレンジした小エビを合わせていたように。
とはいえ、ハマっている人も多かったから、あくまで好みの違いですな。
プッタネスカをタプナードにするというのは目から鱗。
タプナードとしてカナッペなどにして食べても美味しいし、麺との絡みも良い。
ずいぶん分厚い豚肉だなと思ったら、やはり仕上がりが固かった。
まあ、肝は味の構成だけど。
こういう酸味のあるものを夏は食べたくなる。
家で作るときは豚版スカロッピーネにしようかと。
トマトの香りは食欲をそそるね。
いただきます。
スイカとプロシュットの前菜
鯖缶プッタネスカ
カボチャとアーモンドのスープ
ポークの白バルサミコ煮
さっぱりとしたマルスーレのプロセッコと、
テルッツィ&ピュトーのヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ。
デザートには、スヌ先生監修かき氷器、Yukiyukiが大活躍。
本当に台湾かき氷のような舌触りに削れる!
練乳がこれでもかと入ったこの桃とミルクのジェラートの美味しかったこと。
配分が重要らしい。
これはハマるわ。