ティッチャイタイフードのレッスンに参加。
通常のクラスに1人で参加するのは初めてだ。
タイ米蒸し器が活躍中。
みんなでホムデンやニンニク、ガピなどの下ごしらえをしてから、説明タイム。
主役のプラーソムは米で魚を乳酸菌醗酵させるなれずしのような料理。
最近醗酵にハマっている身としては、習っておかなくては。
醗酵前。
醗酵後。
乳酸菌のまったりとした酸っぱい香りが広がる。
may先生が事前に作って醗酵させておいてくれたものを試食。
この日作ったものは持ち帰って、家で醗酵を待つ。
こちらは牛肉の日干し、ヌアデッディォウ。
味付けした牛肉を1日日光に当てて熟成させたもの。
クロークの使い方指導。
キノコのディップ、ナムプリックヘット。
スパイスからクロークで作る。
叩き潰す程度や味の仕上げ方など、細かな約束があって学ぶことが多い。
醗酵をした魚は脆く、揚げるにはコツがある。
ホムデンを揚げるのは、タイミングが重要。
ただ揚げれば上手く仕上がるというものではない。
日干し牛肉も揚げる。
いただきます。
プラーソムは塩気が強いので、チビチビと食べる。
チーズのようなコクがあり、酒の肴に最適。
ビールだけでなく、ワインや日本酒とも合いそうだし、タイ風以外の食べ方もありなのでは。
ジャスミンもち米を久しぶりに食べるけど、やっぱり美味しいねえ。
ここで炊き方を教わったのが、後日役に立った。
干したのと干してないのの食べ比べ。
日干しした牛肉のほうが味が馴染んでいて、旨味も深い。
これにはビールだ!
と、他の参加者の方からの気の利いた差し入れがありまして、各種ビールを飲み比べ。
キノコのディップはかなり辛い。
タイ料理とご無沙汰していたから、辛いものに弱くなっていたというのもある。
スパイスとハーブとキノコの混ざり合った、複雑な辛さ。
ディップを食べ、すぐに生や茹でた野菜、茹で卵を口に入れる。
タイ料理には色々なディップがあるなあ。
クロークで叩いて作った自家製は香りが鮮烈で、格別。
参加者の1人で食品衛生学を教えてらっしゃる先生が、ネームパウダー入りと無しのネームを作ってきて、味見をさせてくださった。
興味深いお話盛りだくさん。
マニアックなタイ料理教室ゆえか、参加されている方々が皆さん食べ物や飲み物に詳しくて、初めてでも心から楽しめた。
may先生のツアーの参加者のソムリエさんがタイ料理に合わせて送ってくれたというヒトミワイナリーのエゴスタルジア。
ナイアガラらしいマスカットの香り。
レシピはどこでも手に入るけど、頃合いを学ぶには、やはりレッスンに参加しないといけない。
may先生の突き詰める性格のお陰様で、なんとなくではない、細かなところまで知ることができ、再現力が高まる。
またぜひ、参加させてくださいませ。