2014/08/24

ベポカ

ちょっと良い雰囲気の店というリクエストで、行ってみたいと思っていた綺麗目ペルー料理の店、ベポカに。

ビールの後、ペルーといえばなお酒、ピスコを使ったトニック。

セビーチェ3種盛り合わせ。
ミクスト、アヒ・アマリーヨ、赤貝とイカ墨。

セビーチェには酸味の箸休めとして、甘い芋と白く大きくむっちりとしたトウモロコシが添えられるものなのだそうだ。
ここでは安納芋が添えられている。

かなり強めに効かせた酸味が新鮮だった。

カウサ4種の盛り合わせ。
味付けしたマッシュポテトに魚介や鶏のソースを合わせたものたち。

正直、ソースだけでもよかったような…とか言ったら、この料理の存在意味がないのか。

メニューには知らない単語が目白押しで、それについて推測したり、お店の人の説明を聞いたりするのが楽しい。

ペルーの白ワインも飲んでおきましょう。

タコのシーフードソース鉄板焼き。
柔らかく煮込んだタコを焼いて、ラタトゥイユのようなソースと、オリーブとトマトの入ったマッシュポテトを添えて。

アビ・デ・ガジーナ。
親鶏の胸肉とアヒ・アマリーヨクリームとペカンナッツの煮込みだそう。

ジャガイモが入っている。
アヒ・アマリーヨというのは黄色い唐辛子のことなのか。
タイのグリーンカレーのような風味。

アロス・コン・パト。
「鴨とコリアンダー風味のごはん」とメニューに書かれていたから、炊き込みご飯的なものを想像していたら、立派な鴨肉が添えられ、コリアンダーソースがかかっていた。
ご飯には空豆入り。

鴨肉をほぐして混ぜ込んで食べるのが旨い。

食べたことのない組み合わせの料理を味わうのは楽しいのだが、ここの料理は全体として、最後の一手が足りていないように感じられた。
決まっておらず、ぼんやりとして。

だから、追加でもっといろいろ食べようという気にはならない。

食後酒的にペルーのラムを。

珍しく食後のケーキもいく。
シナモンとナッツが入り、お酒の香りもしてしっとり。
つまみになるケーキ。

友達の飲んでいたアニスティーが新鮮な美味しさだった。
アニスシードを煮だしたら作れるのかな?

楽しく盛り上がったひと時だったが、ベポカにもう一度行こうとは思わないな。
ただ、一度経験する価値はある。

この間のしし座会に参加できなかったからと、お花をいただいた。
感謝感激。

しかも、お花屋さんのお母さん手作りの花束ホルダー付。
三角錐で収まりが良く、紙袋よりも持ちやすい。
神保町のマリアージュという花屋。