美味しいと思う店の手書きメニューは絵的にも好み。
久しぶりのともすけ。
来た来たいと思いつつ、出張続きだったからなあ。
料理教室後、とある打ち合わせに乱入し、ビールとフレンチフライを食べた勢いで。
常連様が電話をしたら、たまたま席があったという幸運。
と、お店に入ったら知っている顔が。
カウンターは初めて。
2人という少人数が初めてだからか。
グラスの泡で乾杯。
カヴァレッリ。
お通しは鶏レバーと生姜の赤ワイン煮パテ。
生姜の香りや思いきった甘さの効かせ方が、この店ならでは。
前菜盛り合わせ。
イタリア産プロシュット
仔羊肉のテリーヌ、ピスタチオ入り
牡蠣のマスタードシードとはちみつビネガーマリネ
桜エビ、ドライ甘エビとスペルト小麦とフェンネル
フェンネルの株部分のマリネ
ウド
真中のはハツだったかな?
プックプクの牡蠣や生かと思うようなねっとり仔羊、海老とフェンネルの組み合わせなど、いちいち唸りながら。
ワインは完全にお任せで。
グラスでもボトルでもどちらでも良いと伝えたところ、グラスで。
エレナ・ワルヒのエヴァ。
バカラマンテカートとカルチョーフィのオーブン焼き。
好きなもの満載。
カルチョーフィのほろ苦さ、芋の甘さとバカラの熟成された塩気を併せ持つまろやかなマンテカート。
塩豚とモツと自家製ふきのとう味噌とのチーズ焼き。
ここのふきのとう味噌料理はメニューにあったら必ず食べたい。
苦くもあり甘くもあり。
ジダリッヒのヴィトフスカ。
コッレカプレッタのヴィーニャ・ヴェッキア。
タリアテッレはイカスミと魚介のソースで。
イカスミってクリーミーだ。
グラスのワインもこんなに種類があるとは。
しかもこれをグラスで出しちゃう!?というもの揃い。
クラウディオ・マリオットのデルトーナ 2009。
イナマのカルメネーレ・ピュウとグラーティのキャンティ・ルフィーナ、ヴィッラ・ディ・ヴェトリチェ。
熊井さんの山羊チーズ。
食べるたび、日本でもこんなに美味しい山羊チーズを作っているということに驚く。
ラ・クロッタ・ディ・ヴィニュロンのシャンバーヴ・ニュスカをデザート代わりにごちそうになり、美味しさを反芻しながら帰路に着く。