仕事前にカフェ・トゥルノンでお茶。
落ち着いていて地に足がついた居心地の良いカフェ。
常連さんたちがなんとなく集い、会話をしている。
夜は5区のテロワール・パリジャン。
かなりカジュアルなテーブルセッティング。
子連れのグループがちらほらと。
メニューはアラカルトだけ。
この店限定、ヤニック・アレノのセレクションなシャプティエワインからクローズ・エルミタージュの白。
オニオングラタンスープは新解釈で。
器にチーズの揚げボールやくったりと煮込まれたタマネギなどが入っていて、
スープを注ぐ。
昔ながらのオニオングラタンスープのほうが好きだ。
これは軽いけど物足りないし、スープが余る。
ご一緒した方々は、ビーツのサラダや、
パースニップのポタージュ。
苦味と甘味の混在する根菜類は、すごくヨーロッパ的だと思う。
メインには鴨の脚とイル・ド・フランスの野菜の煮込み。
鴨肉自体の美味しさが印象深い。
フランスの肉は味が濃いから、煮込みにしてもぼやけない。
追加でフレンチフライを。
こういう細いのが好み。
お2人は牛肉のペッパーステーキ。
赤は同じくヤニック・アレノセレクションのコート・デュ・ローヌ。
この限定シリーズがワインリストの中で最もお得感があるので。
チーズの盛り合わせをみんなでつまみつつ、
パンペルデュを1口もらう。
さらに白ワインをカラフで。
気軽な雰囲気のモダンな内装で、昔ながらのビストロメニューを軽やかなアレンジでいただける。
使い勝手の良い店ではあるが、自分はもう来なくていいな。