最近のパリ出張でお食事をご一緒していただく方と、ピガールのLe Pantrucheで夕食。
系列のCaillebotteが美味しかったそうで、でもメニューが頻繁には変わらないからと、こちらを予約してくれた。
ニコラ・マイヤールのシャンパンの後、白をボトルで。
ピトン・パイエのサヴニエール 2009。
白アスパラに温泉卵、リコッタにイクラとトンブリを混ぜたもの。
イクラが全く生臭くない。日本のより皮が硬いので、トンブリ共々歯ごたえが楽しい。
白アスパラも硬めに茹でてある。
こちらは仔牛のラビオリ。
この店、モダンさやオリジナリティの加え方が好みだ。
ナイフはやはりペルスヴァル。
バジルの香る茄子を詰めたホロホロ鳥。
下にもバジル。
ソースの濃さが程よい。
この日最高の一皿は友達が食べた豚肉。
角煮のような甘辛い味付けで、外はカリっと、中は驚くほどにトロットロ。
旨味の強い印象だけを残し、スッと消える脂。
Sandersのチーズの盛り合わせ。
リュバーブのデザート。
グラスで赤ワイン。
早い時間は外国人で満席。
9:00過ぎからはフランス人で満席。
しっかりとフレンチで、奇異に転ばない組み合わせの妙と新鮮さ。
程よくフレンドリーなサービス。
そう、全ての頃合いが良いのだ。