赤坂のあじる亭で開催されたワインダイヤモンズのオーストラリアメイカーズ会にお誘いいただいた。
ここで初めてワインダイヤモンズというインポーターを認識したのだけど、取り扱っているワインの中には飲んだことがあるものもあって、一気に興味が沸いた。
webサイトのデザインもすっきりとして好みだし、扱っているワインメーカーに統一感がある。
今回出席していたメーカーの人たちは皆、若くて、自分たちがなぜそのワインを作るのかということに自覚的で、ピチピチと弾けるような熱意があったのも大きい。
インポーターとワインメーカーとが同じ方向を向いているかどうかは、こういう会で見えるものだ。
高級ワインのメーカーズディナーだと、そのワインを飲んだと言いたいだけのようなお客さんたちが見受けられたりしてげんなりすることがあるが、この日集った人たちは、素直に楽しみに来ているようだった。
ラベルのデザインもそれぞれに個性がある。
UNICO ZEROのオレンジラベルのezotericoという白ワインが、肉厚の白い花を想起させる香りで印象深かった。
メーカーの話を聞きながら飲むワインは、好き嫌いとは別の美味しさがある。
なんと、サルメリア69の新町さんによる出張生ハムたちが!
1人1皿だなんて、贅沢すぎる。
立食でビュッフェ式だったので、あじる亭の料理がどんな感じなのかは窺えなかった。
スタッフの人々の情熱は感じられたし、赤坂では知らないタイプのワインを愉しめる気楽な店で居心地も良さそうなので、通常営業のときにも来てみたいものだ。