2017/09/27

お甘会

谷根千散歩で甘いものを買い漁り、家で食べようという会、通称お甘会。
まずは千駄木のCIBIでブランチ。

しっとりというか、汁気を含んでペチャっとした舌触りが美味しいオレンジケーキ、ラベンダーの香るケーキが自然に美味しく感じるというのに驚いたラベンダーケーキ、そして、前回もいただいたドライフルーツとシリアルが満載のブレックファーストマフィン。
まだまだ食べたい気もするけど、先は長い。

お彼岸で混み合う谷根千を歩いて巡る。
まずは和菓子の荻野で草団子とみたらしの焼き団子、おこわおにぎりを買う。
あたりを流しつつ、イナムラショウゾウへ。
いつもは外まで並んでいる時間ではないはずなのに、この日は行列。
30分くらい待って、中へ。
その日あるケーキを「全種類ください、あと、この4つは2個ずつ」というまさに大人買い。
5人だし、いけるいける。
坂を下って、根津神社を通り、新しく移転してきたパン屋、ベーカリーミウラへ。
思い思いにパンを買う。
ここのライ麦パンは自家製粉で香ばしい。
で、succession
シナモンロール、ラムレーズン入りチーズケーキ、フラン、プラムのタルトを購入。
山長に寄って刺身を買い、家へ。

壮観。
皿に乗り切らないし。
イナムラショウゾウはショコラティエの店を持つだけあって、チョコレートものが充実している。
でも、どれも違った風味や組み合わせで、口飽きない。
これだけあると、さすがに少し残って持ち帰りになったけど、全体として軽やかな仕上がりなので、胸焼けになることはなかった。
グラスに入ったお菓子も捻りがあって美味しい。
特にねっちりと苦いカラメルのプリンが好きだった。
トロリとしたクリームがのっているのにサクサクをキープしているタルトが不思議。
ひとまず、この時期のケーキは全部味わった。

お甘和物編。
やわやわな餅と品の良いあんやタレの組み合わせ。
おこわも薄味でじんわり美味しい。

近くに住んでいる5252ちゃんがわざわざ朝から並んで買ってきてくれた群林堂のおはぎ。
年に2週間しか販売しないという貴重なお菓子だ。
こしあんは1人1個、つぶあんは2つをみんなで分けて。

ここのあんはねっちりとして、密度が高い。
ぎゅうっと口の中が満たされる幸せ。
こしあんよりもつぶあんのほうがより濃いというか、キャラメルのような風味もある。

そうだよ、元々はこれを食べるために集まろうというところから、じゃあお甘会も同時開催しようということになったんだ。
浜葡萄。
生で食べるには間に合わなかったけど、少し溶けて半氷になったところの甘さは格別だった。

甘いものだけを食べ続けることはできないので、合いの手を持ち寄りで。
レンズ豆のサラダや、糠漬け、トマトのピクルスを食べてはお甘に戻りを繰り返す。

酸味のあるスープが欲しいかもと思い、サンバルを作っておいた。
渡辺玲先生のレシピ。

ひとしきり甘いものを食べたところで、安定の浅草姐さんの鶏唐揚げ。

山長の刺身は、タコ、カツオ炙り、イワシ、秋刀魚。
生わさびと生姜とで。

おお!タマリンド。
これの整腸作用というか、排出効果の即効性。

相撲や動画を観ながらダラダラと、親戚の集いのような夕暮れ。
トスカーナポテトを揚げてもらったり、クミンキャベツを作ったり、

直漬け酸豆角と塩豚の炒めが美味しかったり。

飲んでたのは3人だよね。
でも、二日酔いはないし、記憶もある。
食べないで飲むと致命傷になるけど、飲みよりも食べるほうが上回っていれば大丈夫なのだ。

いやー、やり遂げた充実感。
楽しかったなあ。
またやりましょう。
今度は遠征して買い出ししても良いかもね。