今回の出張中は、やたらたくさんの知人友人がパリに寄っていて楽しかった。
よく会っている人も、久しぶりの人も。
そういえば以前、ナポリにいる友達がたまたまパリに来ていて、一緒に食事をすることができたり、他の街で知り合ってもう会うことはないだろうと思っていた人が、パリの地下鉄で目の前に立っていたこともあった。
そういう街なのか?パリ。
そんなわけで急遽夕食をご一緒することになる。
当日の昼の予約で大丈夫そうなところ、パリで食べたいもの。
Severoでタルタルだ!
褐色化した白をボトルで。
ジル・エ・カトリーヌ・ヴェルジェのヴィエイユ・ヴィーニュ。
メインは牛肉だから、前菜は野菜にしよう。
トマト・コレクションという名の色々トマトサラダと、青菜のサラダ。
行儀は悪いが、どちらも食べたいので、料理は途中で交換しつついただく。
黒トマトのスポンジちっくな歯ごたえで、トマトが茄子科茄子族だと知る。
Severoの名前のついたステーキと、
タルタル。
フランスの赤身肉が好きだ。
明日の自分の血となり肉となる気がする。
揚げ芋も旨い。
プルーンのタルトを2人でつまむ。
酸味がしっかりとあるフルーツの素朴なタルトって、酒飲みのデザートには最適だと思う。
場所は中心から離れているし、席間は狭いし、洒落感は皆無だけど、安定して美味しい牛肉が食べられ、そして当日予約でも入れる。
その日ある野菜をそのまま食べさせるような前菜も好みだったりする。
自分にとっては、パリで重宝する店の1つだ。