夕方、宿泊するオンフルールに着いた。
小さな港町。
すべてがこじんまりとして、かわいらしい。
歩いてすぐに端っこに出てしまうような。
観光の中心は旧港で、小さい船やクルーザーが止まっている。
旧港の周りは観光客向けのレストランやカフェ。
木やレンガで作られた昔ながらの低い家が並ぶ。
木造のサン・カトリーヌ教会には、夕食後の散歩で何気なく通りかかり、あとから検索して何かを知った。
レストラン以外は全然調べてなかったんだよね。
オンフルールに泊まることにしたのも、パリから程良い距離で、全く違う景色が見られ、何より、良さそうなレストランがあったから。
現代とは思えないような屋根の連なり。
サティの生家は見る必要ないと聞いて、そもそも興味もなかったし、心置きなくスルー。
フランスで木造というのは珍しいので、中も見てみようと、朝のサン・カトリーヌ教会へ。
船を作る技術を用いたそうで、天井は船底をひっくり返したようだ。
旧港の周りのカフェで朝食。
カプチーノを頼んだら、ウィンナー・コーヒーのようなものがやってきた。
フランスで泡立てたミルクが入ったコーヒーを頼むのは難しい。
カフェ・クレームと言っても、カフェ・オ・レが来ることも多い。