本日の主役。
紅子さま。
友達が素敵なネックレスをしていた。
聞くと、マーダーポーレンのものだという。
このブランドをやっている山本さんを知っていて、インスタグラムを教えてくれた。
フォローして見ていると、そそるアクセサリーがたくさん出てくる。
そして、やたらに美味しそうな手料理たちも。
何より夢中になったのは、紅子という名前の猫。
かわいいという言葉には収まらない魅力。
猫界のケイト・モスではないか。
ということで、紅子さまに会って、山本さんの手料理を食べる会を開いていただきました。
ああ、紅子さまは写真以上に魅力的。
山本さんの料理がまた、すごかった。
テーブルの上だけでなく、インテリアも一貫したセンスで満たされていて、どこを見てもグッとくる。
何気なく置いてある瓶一つ、ハガキ1枚取っても、ちゃんと選ばれているに違いない。
共通する何かがある。
牛肉の赤ワイン煮、野菜のバターソテー、茸のバルサミコソテー。
ホロホロに煮込まれた牛肉。
コクがありつつ、巧みなスパイス使いで口飽きさせない。
ワイルドライスのサラダにはパクチーや干し海老も入っている。
ジャンルや国を問わない自由な組み合わせは、山本さんのアクセサリーにも通じている気がする。
空豆や里芋、青バナナのオーブン焼き。
低温でじっくり1時間も焼いたそう。
お店でつまみとして食べた氷葡萄をイメージしたもの。
モッツァレラとセミドライトマト。
このカリフラワーのペーストが好きで、ずっと食べていた。
サワークリームが入っているというのに納得。
爽やかでいてクリーミー。
お邪魔した我々はハムやチーズやバターやパンなどを持参。
ワインもね。
発泡のTur Bullences
料理上手な人は、選ぶ目を持っている。
オカズデザインのマッシュルームのパテ。
これはそのままパンにつけて食べるだけでなく、調味料的にも活躍しそう。
青バナナは単体だと物足りない。
ペーストやパテを合わせ、パンのようにいただく。
ずっと食べ続けてしまったもの、その2。
エスカルゴバター風シジミ。
シジミをナッツとハーブとたっぷりのバターで調理。
あらゆる旨味や歯ごたえが絡み合い、冷めても美味しい。
山本さんはよくファラフェルを作っていて、すごく手軽そうに見えた。
レシピでは面倒臭そうなのに。
一度作っているところを見ればコツがつかめるはず、とファラフェル講習をお願いしたのだ。
よし、これで家でもできる。
山本さんが作る様子は楽しそうで、気負いも決まりもなく、自分でも作ってみようと思わせてくれる。
特に計ったわけでもないのに塩梅良く、きっちりと美味しい。
ニンニクヨーグルトソースで。
久しぶりの四恩醸造。
窓辺 2011。
日本酒も。
羽前白梅。
イチゴとドライイチヂクのサングリア。
ドライイチヂクが入ったものを初めて飲んだけど、深みが出て大人な味になっていた。
丸ごとな文旦と味醂のゼリー。
果肉はもちろん、白い部分が味醂を吸って旨い。
歯でこそげる。
カリカリ梅酒はブランデー漬けでしたっけ?
美味しいものは人をつなぐ。
あの空間にあった全てに心が躍った。
料理、インテリア、人、そして紅子さま!
ありがとうございました。