平日の14:30、神田まつやに集合。
本日の案内役も浅草姉さん。
早めに着いたら、並んでいる人がいる。
蕎麦屋の行列は進みが早い。
ゆっくりしているのは飲んでいる人々、いいねえ。
我々も加わろう。
濃い蕎麦味噌の中のカリっと香ばしい蕎麦の実が好きだ。
天ぷら盛り合わせ。
湯葉。
燗酒もやりつつ。
これは何だったかな。
ウニだ。
頼んでないのが来て、戻したような。
蕎麦屋の焼き鶏ってのを初めて食べたのだけど、旨いもんだねえ。
蕎麦つゆを使っていて、練り辛子と合う。
焼き海苔のわさびもつまみ。
鴨せいろ。
昼間から蕎麦屋で飲む平日。
最高だね。
江戸建物探訪。
続いては竹むら。
桜湯でほっと一息。
温かく甘い粟ぜんざい。
シソの実の塩気。
するっと入る。
建具も見どころ。
万世橋の店でスパークリングワインを買って、タクシーで靖国方面へ。
近づくと渋滞。
昼間の千鳥ヶ淵をちらりと覘く。
靖国神社に入ったのは初めてかもしれない。
屋台も色々。
16:30頃だから、まだまだ余裕あり。
初めてだから、中も見てみよう。
ご一緒の皆さんは先に茶店へ行ってしまった。
何かイベント的なものがあるらしい。
噂の茶店へ。
いい雰囲気だ。
売っている土産グッヅのセンスにグッとくる。
おでんは透明出汁で、なかなかイケる。
カップ酒やレモンハイ。
持ち込んだワインは姉さん持参の紙コップでひっそりと。
焼きそばも食べ、暗くなるまで待機。
日が落ちてきて、人の出も最高潮。
インド大使館の前はインドフェス状態。
さっきは蕎麦だったし、お腹が空いてきている。
南インド料理なんて良いですな。
マサラドーサセットを頼んだら、その場で焼いてくれる。
ドーサって、こうやって焼かれるのか。
粘度があるから、じっくりと焼く必要がある様子。
ホカホカパリパリむっちりのドーサはもちろん、添えられたサンバルも、ココナッツのチャツネも美味しい。
明かりが灯った千鳥ヶ淵へ。
凄まじい人の数。
ボートからの眺めはさぞかし素晴らしかろう。
でも、乗るための行列が尋常じゃない。
赤い提灯がないのがうれしい。
イギリス大使館向かい側は空いていて、ゆっくりと花見をするのに適している。
さて、ちょっとゆったりとしたいところ。
帝国ホテル上のバーでコスモポリタンなぞ。
カクテルって、久しぶり。
落ち着いたら、小腹がへっていることに気づいてしまった。
浅草姉さんと連れ立って、千代田線で湯島へ。
L.O.直前のシンスケに滑り込む。
シンスケは初めて。
憧れていたのだ。うれしいなあ。
ビールと燗酒。
一工夫があってそそられるつまみたち。
お通しは春雨と鶏とキュウリとキクラゲの酢の物。
マナガツオの昆布締めでは、わさびの代わりに黒胡椒を薦められる。
うん、これは黒胡椒だ。
マナガツオの脂を引き締めて昆布の旨味とまとめる。
新ジャガイモとタコの揚げ。
タコがコリっとしつつも歯ですんなりと噛みきれる。
青菜、揚げ、シラスの煮浸しもいただいて、本日最後の客となる。
いい店だねえ。
またゆっくり来たいねえ。
で、目の前の大喜。
こちらもL.O.直前に飛び込んだ。
ビールとお通しのマカサラ。
鶏そば。
ここのラーメンのクリーンさがたまらなく好き。
惰性のひとかけらもない具。
餃子はレモンと大根おろしを推奨しているけど、普通に辣油酢醤油や酢胡椒で食べるほうが好みだ。
さすがに満腹。
ここまで来たら、腹ごなしも兼ねて不忍の池へ。
10:00過ぎだから、ライトアップは終わっている。
むしろ風情があるし、人も少なくて歩きやすい。
昼間は雑然としすぎていて苦手なのだが、闇夜は浮世の粗を隠す。
あっ!六角堂前の屋台がまだやっている!
盛り上がるねえ。
不忍の池を見下ろすベストポジションも、この時間なら我々のもの。
小雨など気にせず、ゆったりとビールをいっとく。
浅草姉さんは花見姉さんでもあった。
感服。
ありがとうございました!