梅雨が明けたかのように晴れた夏の夕方、2ヶ月に1度のお楽しみ、新橋の星野へ。
人を待っている間に冷たいビール。
つまみにじゃこを出してくれた。
この時期の最初はこれ。
魚のすり身の素麺を濃いめの出汁で。
今年は鯛素麺だった。
宍道湖の天然ウナギの八幡巻き。
今年はタレを変えて、皮がパリっと歯ごたえが良い。
ふんわりとした鰻の身に違和感のないほどやわらかなゴボウは、出汁で炊いてから巻いたそう。
出汁で炊いた芋茎と青菜の冷たいお浸しをわさびのタレで。
夏は特に、こういうしゃっきりとした野菜が間に挟まれると嬉しいものだ。
アワビの天ぷらと、とうもろこしの天ぷら。
肝タレにつけなくても十分に甘いアワビ。
あこうの洗い。
醤油わさびでも、塩すだちでも。
鱧。
香としての松茸。
ああ、この出汁。
骨切り厚めのもので、歯ごたえの違いを楽しんだり。
待ってました、鮎。
去年と同様、まずは骨を取って身の繊細さを味わう焼き方で。
続いては、頭からバリバリといけるよく焼きで。
賀茂茄子にウニ。
主役は出汁を煮含めた茄子。
さっぱりとして、
お食事。
やはり星野のご飯が好きだ。
お茶漬けイワシもあったから、ますますお代わりが進む。
3杯目はおこげ。
4杯目はおこげにおかかとわさび、醤油。
わらびもちが小粒になってしまったのだけが残念。
通わせていただき、その進化を実感できる幸せ。