タルタルが食べたくて、昼に余裕がある日のランチで16区のユーゴ・デノワイエ。
パリであっても、タルタルは信頼できる店でしか食べたくない。
カフェのものは冷凍肉を熱い皿に広げて解凍していたりして、水っぽくて不味いうえ、あたったという話もよく聞く。
ここではその場で叩いてタルタルにしているのを見たことがあり、安心だ。
オススメされたグラスワインはコンドリュー。
コンドリュー好きゆえ、異論はない。
ドメーヌ・バージュのラ・ソラリエ 2012。
お通しは、ガスパチョ。
前菜に頼んだのは、フォアグラがゴロゴロ入ったスープに半熟卵。
待ってました。仔牛肉のタルタル。
乳白色のしっとりとした肉質。
繊細で脂感がなく、マグロと牛肉、両方の赤身を合わせたような。
つけ合わせはサラダと、野菜のソテー。
ブフのタルタルもある。
昼しかやっていないが、肉を食べるというなら、まず最初に薦めたい店だ。
東京店オープンは今秋とか。