久しぶりの料理教室。
すっかり冬ですな。
牛筋煮込みとは、材料入手からしてハードルが高そうな。
出汁は丁寧に、そして贅沢に取ること。
黄金色に輝く出汁のために。
大根とこんにゃくのおでん。
些細なことだけど、大根の面取りに目から鱗あり。
道具の活用にも、スヌ先生の自由な発想がうかがえる。
牛筋の下処理もきちんと。
手間を省かないこと。
出汁で使った鰹節は、始末レシピでふりかけに。
細かくしなければ、このままで日本酒に最適なつまみだ。
すでにそのままで美味しそうなんですけど。
銀杏の皮むきは人海戦術で。
春巻きは牡蠣入り。
こんがりときつね色に揚げること。
なんと美しい、翡翠色の銀杏ご飯。
牛筋は、圧力鍋の後、好みのところまで煮詰める。
いただきます。
神亀の発泡で乾杯。
せっかく美味しい組み合わせなのに、揚げが甘かった。
柿とすだちのマリネ。
すだちも一緒に食べる。
夜クラスでやったら大好評で、参加者が家で作りまくり、それをインスタで見た他の人々がリクエストしたという。
確かにこれ、スヌ先生のセンス炸裂の神メニューだ。
おいとインスパイアの牛筋 on おでん。
じんわりと出汁の浸みた大根とこんにゃくに、生姜の効いたクリアな牛筋煮込み。
スヌ先生はおいとのように濃くしたかったそうだが、私はこれくらい軽やかなのが好みだ。
これも始末レシピ。
切り昆布と大根の皮の酢醤油漬け。
大根の皮のどこを剥けばよいか、知らなかったなあ。
勉強になりました。
残った春巻きの皮で、パルミジャーノとミモザを包んで揚げたつまみ。
爆発したけど、流れ出てパリっと揚がったチーズがむしろオツだったり。
伝心は一升瓶で。
お燗向けに選んだのだそう。
というわけで、遊雀師匠のお燗器登場。
いやー、楽しいねえ。
ハワイと台湾からの美味しいお土産もつまみつつ、燗酒をゆるゆると飲む料理教室。